今回は
「①治療中の話(新アーカイブ)はどこかで学ばれましたか?」
の続きのご質問②
「②そのようなことを学べる書籍はありますか?」
に答えますので本の紹介です。
以下にご紹介する本以外も沢山読みましたが、
現時点で自分に影響を与えたものは?と考えて何冊か選びました。
どれも有名なものですので、
ネットでの書評も参考にしてもいいと思います。
「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」 (Softbank出版)
一つ目は「引き寄せの法則」です。
10年くらい前から書店では、
引き寄せの法則関係の本が沢山並んでいます。
⇦これは、初めに出版されたものです。
これ以降、続編が4冊(計5冊)出版されています。
私は自己啓発本は基本読みませんが、その中でも「引き寄せの法則 エイブラハムとの対話」(Softbank出版)がいいと思います。
当院でも待合室に紹介本として張り紙をしています。
もし既にGさんもお読みであったなら、少し視点を変えて再度読んでみてください。
この本は、他の引き寄せの法則関係の本の様に
ただ願いや望みを叶えるためや
欲しいものを手に入れるためや
夢を実現させたり成功させるための
指南書として書かれているのではない、と私は思っています。
この種の本を手にした読者の心の奥底にある自己否定の価値観に気付くための本だと思います。
人間とは?生きるとは?死とは?自分とは?
そして
「なぜ私はその願いを叶えたいと思ったのだろう?」
を考えながら読むときっとこの本が本当に伝えたかったことに
気付けると思います。
この本に対して患者様から質問があるときは私の解釈をその都度話しています。
因みに最近書いたブログ記事
「2017.05.06 欲はいらない」と「2017.05.07 欲と願望は違う」が
この本に対する私の解釈の要点です。
尚、「欲」については今後も書いていく予定でいます。
「神との対話」 (サンマーク出版)
二つ目は
「神との対話」(サンマーク出版)①~③巻です。
⇦これは「①巻」です。
②と③は「う~ん?」と思うところもありますが、それでも①巻は人生を考える上で参考になると思います。
このシリーズの続編も出版されています。
この続編には①~③巻と同じ内容の話が何度も出てきますが、その繰り返しが内容を理解し易くすると思います。
いずれも文庫本で出版されていますので購入し易いです。
ご興味があったら続編も一読をおすすめします。
「奇跡講座」 (中央アート出版)
最後に
「奇跡講座」(中央アート出版)
これは日本で2011年から2014年6月にかけて出版されたものです。
「ワークブック」「テキスト」「マニュアル」と3冊別れており自学自習の為の本です。 写真は「テキスト」です。
何を自学自習するかと言うと、人間の中にあるエゴ(自我)を解体するための方法と理論を学び実践するためのものです。
このエゴ(自我)は、心理学に出てくるものや一般的に認識されているものではありません。
私の話に出てくる「自己否定や独善の価値観に近いもの?」と私は捉えていますが、厳密に言えばこれとも違います。
まぁ読めば分かります。
ただ、この本はとっても読みづらいものです。
私は2014年12月から2015年12月まで約1年間かけてワークブックを実践し、この間にテキストとマニュアルを読みました。
そして今もテキストは読んでいます。
この本は奥が深くなかなか理解するには時間が掛かるものです。
多分、一生かかっても難しいかも?と思えるものですが、今のところ私が一番お薦めしたい本です。
事実、この本を読んでからは、他のこの種の本を読みたいとは全く思わなくなりました。
Gさんをはじめ自分の心を癒したいと願っている人が、この本を読んで自学自習するようになれば一番いいだろうと思っています。
もしこの本の内容を理解でき学んだことを実践できたなら私の話は全く要らなくなります。
それくらい奥が深く私の話とは全く次元が異なる内容です。
きっと良い意味で人生観が変わってしまうと思います。
ただ、ページ数が多いのと読みづらい文章であることが難点です。
この本は難解すぎるので読んでいる途中で何度も止めて捨てたくなる衝動に襲われると思いますが、それでも一度は最後まで読み終えることをお勧めます。
読み終えるコツは、
内容を理解しようと思わず、ただひたすら読むことです。
意味が分からなくても、途中何度も中断しても、
まずは勢いで最後まで読んで難しい表現に慣れることです。
その後、ゆっくりと気になるところを読み返せば少しずつ理解が出来るようになると思います。
その理由は、1回最後まで通読したことで自分の中のエゴ(自我)が少しずつ解体されており、内容の理解を邪魔していたものが減ってゆくからです。
そしてエゴ(自我)が減ってゆくと上記の「引き寄せの法則」や「神との対話」の内容がより深く理解できることにもなると思います。
(誤解して読んでいた部分に気付けると思います)
ちなみに現在私は「テキスト」の3回目を読んでいる途中です。
尚、この「奇跡講座」を理解するのに参考になる本があります。
「神の使者」 (河出書房新社)
この難解な「奇跡講座」を理解するのに役立つ本として、
⇦「神の使者」(河出書房新社)と
その続編、
「不死というあなたの現実」(河出書房新社)
をお薦めします。
これも内容は難しいですが、上記の「引き寄せの法則」や「神との対話」が苦に無く読める人ならば文章は会話形式なので読み易いものです。
これをまず始めに読んでから「奇跡講座」を読むと少しは分かり易いかもしれません。
私は本質を問う本が好きです
ここにご紹介した本はいずれもスピリチュアル系のものです。
この類のものが苦手ならお勧めしませんが、もし人生の困難に遭ったとき、脱出のヒントが得られるのはこの類のものだと私は思います。
いずれもアメリカ人が著者ですが宗教には全く関係ありません。
むしろ宗教を超えたところを目指すことを主旨にしています。
欧米人のようにキリスト教に染まりきっている人が読むと強い抵抗感があると思いますが、多宗教である日本人には受け入れやすいかも?と思えます。
自己啓発本や何かしらのHOW TO関係の本などは、私は読みません。
それより本質を問う本が私は好きです。
そこから自分の心の中を探る為のヒントやインスピレーションが得やすいと思うからです。
以上が私のお薦めの本です。
Gさんがご期待していた類の本であったかどうか分かりませんが、ご参考にしてみてください。
「マンガ 老荘の思想」(講談社+α文庫)
おまけにもう一つ
私は老子や荘子が好きです。
⇦「マンガ 老荘の思想」(講談社+α文庫)と
「マンガ 老荘3000年の知恵」(講談社+α文庫)
はマンガですがその内容は馬鹿にできませんよ。
人生を柔軟に生きるコツをこの本に登場する老子と荘子は教えてくれます。
老子の悟った雰囲気や荘子の飄々とした雰囲気を上手くマンガで表した絵が私は好きで癒してくれます。
最後に
私は本を読むことが大変遅いです。
それは前の記事でも書いたように自問自答する癖が強いので読んでいる途中で何か心に引っ掛かるとそこで止まってしまい「何故?」って考え込んでしまうからです。
マンガでも小説でもそうなのです。
「主役でも脇役でも、私ならこんなことするだろうか?」
「作者はなぜこう考えたのか?」
「自分の人生のあのときはこうだったか?」
などと考えて同じページを開いたまま10分以上固まってしまいスラスラ読めません。(;^_^A
映画やドラマでもその傾向があるので内容が進んでゆくスピードに着いていけず疲れるのであまり見ないのです。
でもこの癖が何かの奥を考えることに繋がり自分なりの答えを得ることになっていると私は思っています。
漫画も小説も他のどの本も(ドラマや映画なども)作者や著者の考えを参考にして自分の心の中の考えを探るツールだと思います。
読んで「あー面白かった」だけでなく、また、作者の言いたいことを鵜呑みするのでなく、「私の心が響くままに!納得するように!」と自分の感情を指針に自分なりの解釈で物語を考えながら読めばきっと心を癒すヒントに辿りつけるのではないかと思います。
以上
次はご質問③にお答えします。
記事が完成しだいアップします。
(※これは2017-05-17のブログ記事です)
<お願い>
これは「ひとりごと」として、その時の私の伝えたいことをランダムに採り上げ書いたものです。
もちろん、治療中にお話ししたことでもありますが、テーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けるようお願いいたします。