あなたが相手(周りの全て人々)をどう思うのか!が大切
もし、あなたが本当に幸せな人生を送りたいのなら、
「相手(周りの全て人々)があなたのことをどう思っているか?」を気にすることではなく、「あなたが相手(周りの全て人々)をどう思うのか!」が大切になります。
確かに相手から好かれれば気分は好いものです。
しかし常に相手から好かれることはありません。
一人の人物(恋人や配偶者、親子など)が対象であってもそれは不可能なことです。
いつも書いているように価値観は人それぞれ異なります。
常に相手の価値観に気に入られるように一生懸命に努力しても到底無理なことです。
ましてや人生に現れる全ての人々に気に入られることは不可能です。
そんなことを気にしていたら心は疲れる一方です。
人生を幸せに生きるために大切なことは、相手に気に入られることではありません。
「あなたが相手のことをどう思うか!」の方が大切なのです。
それは、
例え相手から嫌われても、あなたが嫌わないということです。
相手が信じてくれなくても、あなたは相手を信じるということです。
同様に相手が赦し受け入れてくれなくても、あなたは相手を赦し受け入れるということです。
つまり相手があなたを愛してくれなくても、あなたが相手を愛するということなのです。
相手が愛してくれなくても、こちらが愛し続けることは損な気がする!?
これでは自分だけが損をして相手だけが得をするように思えるかもしれませんが、実はそうではありません。
人間は、自分のことを嫌わない人を心から嫌うことはできません。
自分を信じてくれる人、自分を受け入れてくれる人を全面的に嫌うことができません。
その人の価値観が邪魔をしてあなたのことを好きにはなれないかもしれませんが、100%嫌うことも出来ないのです。
そう、あるがままの自分を愛してくれる人を心の底から憎み嫌うことはできないのです。
もし仮にあなたを嫌ったり憎んだりすれば、その人自身の心は必ず苦しくなります。
あなたに対する負の感情の分だけ自分自身の心にも嫌な気分が増してきます。
そのときは、いたたまれなくなりその苦しみから逃れるために自分のことを愛してくれるあなたから離れていくこともあるでしょう。
ひょっとして陰で「あいつを見ているとこっちがイライラする。」と不満を他の人に言っているかもしれません。
しかし、そんなことを気にせず「あなたが私を嫌っても、他の人が私を嫌っても私はあなたを嫌いません。誰も嫌いません。」とその状況をあるがままを受け入れたら、やっぱりそれ以上の文句は周りから出てこないと思います。
むしろ不満を言っている人に対して他の人が、
「あなたの方がおかしいんじゃないの?あの人はあなたに対して何も文句は言ってないよ。」
となり誤解は解けるだろうし、好かれることの方が反って多くなると思います。
他人を愛するから堂々と生きられる
そして誰に対しても嫌わない人は、堂々と自分の人生を生きることが出来るはずです。
誰に対しても後ろめたさが無いのだから、いつも気分よく居られます。
それだけで人生は充分に幸せなものです。
しかしどんな理由があるにせよ他人を嫌っていたら世間は狭くなります。
嫌いな人の傍には近づきたくはないものです。自らがその人達を避けて生きることになり狭く不自由な人生にしてしまいます。
ましてや自分のことを嫌わない人を嫌うことから罪悪感は生じ、あなたが平和に生きることを邪魔するだけです。
だから他人からどう思われようとも気にしなくていいのです。
大切なことは自分が他人を嫌わないことです。
自分の狭い価値観で裁かずに「いろいろな人がいていいんだ。」とあるがままに受け入れることです。
それにはいつも書いている通り、まずはあるがままの自分を愛することです。
自分を愛している人は、人間の真の強さ、素晴らしさに気づいている人です。
自分と仲直りした人の心は満たされています。何かが足りないという渇望感がありません。
だから何も求めません、何も必要としません。
他人からの評価も気にしませんから嫌われても平気です。
むしろその人たちをあるがまま愛してしまいます。
そこから幸せな人生が始まると思います。
ただ、このことを邪魔をしているのは、心を縛っている自己否定の価値観だけです。
これき気づき手放せば誰にでもできることです。
<お願い>
このブログは私のひとりごとです、私の個人的な価値観を気ままに書いてあるだけです。
元々は「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望から書き始めたものです。
従ってブログの内容は会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与え不快にさせることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると大変ありがたいです。