全て自分で選んでいる

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(※これは2014年04月17日のブログ記事の転載です)

 

自分の人生に起こったことの責任は全て自分にある

誰だって自分の人生の中で何をするかを自分で選んでいます。

意識して選んでいることもありますが、
ただ何となく無意識で選んでいることもあります。

たとえ誰かの命令で何かをしたとしても、
その命令に従うと決めたのは自分です。

従わないという選択もあったはずですが、従うと決めたのは自分です。

だから、
そのことにより自分の人生に起こったことの責任は全て自分にあるのです。

命令した誰かではないのです。

 

自分が受け止めなければならない

人生で起こった良いことも悪いことも全部、
自分が受け止めなければならないのです。

親が言ったから、
先生が言ったから、
上司が言ったから、
友人が言ったから、
先輩が言ったから、
その分野の専門家が言ったから、
テレビで言ってたから、
ネットに書いてあったから、
有名人が言うから、
本に書いてあったから、
信じる宗教の教祖様が言うから、
昔からそう言われているから、
法律だから、
世間のみんなが言うから、

その他、どんなことも同じ、
それらを聞いて、その考えに従おう、信じよう、と決めたのは自分です。

 

自分が信じ込んでいる考え、信念が、
その人の話すこと、行動、物事の解釈や価値判断の元になります。

だから人生の中で起こることは、
全て自分が選んでいる考えが原因で起こっているのです。

 

自分の人生に何が起こっても
誰も変わりに責任を取ってはくれません。

全部自分で受け止め生きなければならないのです。

 

このことは産まれたての赤ん坊も、ベットで寝たきりのお年寄りも同じです。

「子供には無理だ、可哀想だ」と言って
親が代わりに子供の人生を生きることは出来ないのです。

どんなに大切な人であろうと、その人の代わりに生きることはできないのです。

 

大変厳しいですが、この世に生まれた以上、
誰もが自分で自分の人生の責任を取らなければならないのです。

 

誰もが他人任せにはできない

何を信じ、どう判断し、何をするのかは、誰もが他人任せにはできないのです。

周りからの意見が何であれ、
その意見をが自分の人生に必要かどうかを判断し決めるのは自分です。

「私は何も分からないし、何も出来ないから誰か助けて!」
と言って他人任せにして生きることを選ぶことも出来ます。

しかし、それでもこの世に生まれ生きている限り
自分が自分の人生の責任を取らなければならないことには
変わりがないのです。

 

「あー、神様、仏様、助けてください。」
と祈って、すがって、全てを委ねてもいいですが、
どんな神様を信じるか、どんな仏様を信じるかは、
自分で選んで決めなければならないのです。

そして、
それでも自分の人生で起こったことの全ての責任を
自分で負わなければならないのです。

神様や仏様、運命を恨んでも仕方が無いのです。

 

行き着くところは、「自分」

これらのことは、
男だろうが、女だろうが、
若かろうが、齢を取っていようが、
金持ちだろうが、貧しかろうが、
健康だろうが、病気だろうが、
今がどんな状態だろうが、全く関係ありません。

自分で自分の人生の良いところも悪いところも
全て受け止めなければならないのです。

そう言う意味では誰もが平等なのです。

 

自分の人生を幸せにするのも不幸にするのも
行き着くところは、「自分」ということなのです。

 

いつもの様に長々と書きましたが、
これらのことに気付いていなくても、
誰もが今までも自分で責任を取って生きていますし、
今からも自分で責任を取って生きていくことには何ら変わりはありません。

ただ、このこと(他人でなく自分なんだ)に気付けば、
人生に起こった過去の出来事に対して他人や自分を責めるのでなく、
「自分の責任の元、全てを赦そう!」と考えられるのではないでしょうか?

そして、
これからの未来を他人任せにするのでなく、
「自らを信頼し自らの責任の元で真剣に生きよう!」
と考えることが出来るようになるのではないでしょうか?

そう思えたら、無気力に流される生き方でなく、
自らを信頼し流れに乗っていく生き方になるのではないか!
と私は思います。

 

 

<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。

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