人間は誰もが強い存在

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(※これは2013年11月16日のブログ記事の転載です)

 

人間は誰もが強い存在です。

その強さとは自分の人生を幸せに生きる力のことです。
他人との競争に勝つための強さではありません。

 

自分の成長こそが喜びであり幸せであります。

決して他人と優劣を競い、
相手に勝ったことで幸せを感じるものではありません。

 

競えば必ず勝者と敗者は現れます。

もし、優劣をはっきりさせることや
戦いや争いの結果で幸せが決まるのなら、
世の中で本当の幸せ者はたった一人だけになります。

でも、そんな価値観では決して幸せにはなれません。

勝負をし続け、死ぬまで一度も負けない人などいません。
必ずいつかは負けを経験します。

その負けた瞬間から、その人は不幸になるのです。

そして、今までの無敗も過去の栄光に過ぎず、
その思い出は今からの人生の慰め程度しかならないのです。

 

もし仮に勝ち続けていたにしても、次の勝負の結果は判りません。

人生で勝負をし続ける限り、
常にその不安を心の底で感じなければなりません。

不安があるのなら、
そんな生き方に本当の幸せがあると言えるのでしょうか?

 

私も若い頃は馬鹿にされないように負けないようにと思い
虚勢を張ったりすることもありましたが、
このことに気付いてから
他者との勝負や争いに幸せを求めることを止めました。

 

そんなことより自分のありのままを受け入れ、
自分に素直に正直に生きること、
自分の心の充実ために生きることにしました。

私は心が平和、豊かさ、喜びを感じることが幸せであると思います。

 

何に対して感じるのかは人それぞれ自由です。

その自由こそが幸せに生きるための力であり、
誰もが内在させている人間の真の強さあると思います。

 

 

<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。

 

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