自分を変えようとしてはいけない ①

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自分に対する「考え」を変えること

自分を変えようとしてはいけない。

自分を変えようとすることは、
今の自分が、今までの自分を否定すること。

それは過去の自分への攻撃である。
今、自分が自分を責めていることなのである。

 

自分を変えようとする人は、
自分という「存在」を変えようとする。

そうではなくて
自分に対する「考え」を変えることが
自分を変えることなのである、と気づくことである。

 

手段を間違えてはいけない

自己否定とは、自分を責めることであり、
自分に攻撃することで自分を苦しめることである。

自己否定する自分から
自己肯定する自分に変わりたい気持ちは分かるが、
その手段を間違えてはいけない。

 

自己否定してきた自分という「存在」を変えようとすることは、
益々自分を否定し心を苦しめることになる。

そうではなくて
自己否定してきた自分の全てを
あるがまま受け止め受け入れることが、
自己肯定な自分に変わることなると気づくことである。

「これでよかったんだ。
 今までの私でよかったんだ。
 私は私以上にも私以下にもなれない。
 常に私は私なのだ。
 私は私でよかったんだ。
 これからも私は私でいいんだ。」
とあるがままの自分を受け入れる「考え」に変えることが
自分を変えたことである。

 

人間は常に成長している

人間は常に成長している。

それは外見・肉体だけではない。
内面・心も成長しているのである。

むしろこの内面・心・意識の変化・成長が大切なのである。

 

変化のない人間はいない。
誰もが日々刻々と変化しているのである。

たとえその変化が僅かであっても成長しているのである。

 

自分を変えようとする人は、そのことに気づいていない。

だから無理矢理に自分を変えようとする。

自然な流れの中で成長し続ける自分を見ずに
自分の狭い視野から自分を間違って認識して
不自然に自分を変えようとするから心はもがき苦しむ。

 

自分へのダメ出しが苦しみの原因

「これではダメだ。」
といつも自分の心の中で自分にダメ出しをしていることが
その苦しみの原因である。

自己否定の考えがある内は、自分へのダメ出しは消えない。

しかし、
あるがままの自分を受け入れたときこの苦しみは消える。

 

そして
誰もが、あるがままの自分を受け入れて今も生きているのである。

このことに気づいていなくてもそれは真実なのである。

好い面も嫌いな面も両方自分なのである。
片方の面だけの人間はいない。

 

「本当の私は醜く悪いヤツだ。弱い人間だ。
 それを隠して生きているだけだ。
 私は嘘つきだ。嫌われたくないから隠しているだけなんだ。」
と自分のことを思っている人は沢山いる。

でもそれは違う。

誰もがその両面を
自分の心の中でしっかりと抱いて精一杯生きているのである。

 

※長いので「自分を変えようとしてはいけない ②」に続く

 

 

(※これは2015-08-20のブログ記事です)

 

<お願い>
これは「ひとりごと」として、その時の私の伝えたいことをランダムに採り上げ書いたものです。
もちろん、治療中にお話ししたことでもありますが、テーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けるようお願いいたします。

 

 

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