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「本の紹介1」

本:「近藤先生、『がんは放置』で本当にいいんですか?」

近藤誠氏の書いた本
「近藤先生、『がんは放置』で本当にいいんですか?」
を読みました。

著者自身が元放射線治療の医師でありながら、
日本のがん治療に対し問題を呈し異議を唱え、
著者独自の見解を素人にも分りやすく書かれています。

この本の内容は、長年、医療界では物議を醸しているもので、
今も尚、賛否両論があるものです。


その内容を少し書くと、次のようになります。

著者曰く、がんには2種類あり、その一つが「本物のがん」。
これは転移するがんであり、三大治療をはじめどんな治療も
効かないもの、つまり死に至るがんである。

もう一つは、著者が「がんもどき」と命名した転移をしないがん。
これは健診で発見しても増殖をしないので、放置しておいても
死に至ることはないというがんである。


今の日本では、早期発見、早期治療でがんを退治して助けることが
できた、と医師は言っているが、それは皆「がんもどき」であり、
本来治療しなくても死ななかったものである。

もし本物であったなら、いくら手術、放射線、抗がん剤を使っても
必ず死んでしまう。

この治らない本物に対し無駄に身体を傷めつける三大治療をするから、
がんのせいでなく副作用で反って死期を早めてしまっている。

患者さんの人生の質を考えたら副作用の強い三大治療はすべきではない!

つまり、「本物」であろうと「もどき」であろうと、がんは放置がいい、
ということが著者の意見として書かれています。

他にも、これらのことを説明するために日本の医療界の実情や問題点
も含めて分りやすく書かれています。

ご興味のある方は、是非、お読みください。

私の意見

私も著者と同じで身体を傷める三大治療に個人的には疑問を感じ
賛成していません。

特にがん検診の啓蒙は、安易に不安を煽るだけなので要らないと思っ
ています。

なぜなら、私は、病気は身体からのメッセージと考えているので、
がんについても他の病気を同様に捉えているからです。

(不安は気・生命エネルギーを下げるので反って良くないと私は
 考えます。一番の予防は心を穏やかに日々暮らすこと思ってい
 ますから、がん検診、人間ドックのいずれも必要を感じないの
 で私は受けていません。)


どんな病気にも言えるのですが、やみ雲に病気(がん)と闘う
のでなく、一番の基本である気(生命エネルギー)を高めるために
心を癒すこと(今までの生き方や考え方を見直す)をしなければ、
西洋、東洋、最先端医療、民間療法など関係なくどんな治療法も
有効ではないと考えています。

それゆえに、身体からの大切なメッセージに気づかないまま
心を癒すことをせず、ただ、がんという敵を倒すことのみに
意識を向け、身体に大きな負担を掛ける三大治療をする現状に
私個人としては疑問を感じます。


ただ、メッセージを素直に受け入れ、心を癒し、意識を変えた上で
経絡治療など身体に優しい治療をするのであれば、例え本物のがん
であっても良い結果もあるのではないか!?とも考えています。

例え治らなくても、延命効果や死ぬまでの間、質の良い人生を送れ
る手伝いが出来るのではないか!?と思っています。

事実、経絡治療をはじめ鍼灸は自然治癒力を高めるので患者さんの
苦痛を減らしています。

その点で、「放置する」という表現に私は少し疑問が残りました。

尚、緩和ケアやQOLを確保する為の処置の必要性は、著者も認めて
おられます。

一度は自分で考えた方がいい

がんは命に関る病です。
もし罹ったと分ったら、冷静でいられることは難しいものです。

そして私は常々、自分の人生は、自分で責任を持って自由に幸せに
生きるべきである、と考えています。

「皆がこの年齢になったら検診を受けているので…」
「会社の指示だから仕方なく…」
「何もしないと怖いから…」という曖昧な気持ちでなく、

何のために検診を受け、自分がこの先どう生きたいのか?
を自分なりに答えを決めてから検診は受けるものだと思います。

日本人の二人に一人は罹るといわれています。
この先毎年検診を受ければ、小さなものが見つかる可能性はあります。

そんなとき、がん治療についても医者や治療家任せにするのでなく、
各人が自分の責任の下、自分の生き方を鑑みて治療法を選ぶ必要が
あると私は思います。

そのための参考資料の一つとして、誰もがこう言った本を一度でも
読んでおくことは良いのではないか!と思ったので今回ご紹介しま
した。

待合室の本棚に置いておきます。
ご興味のある方は一読してみてください。


近藤誠氏 本

「近藤先生、『がんは放置』で本当にいいんですか?」
光文社新書 近藤誠著 740円+(税)







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