(※これは2009年07月22日のブログを加筆し転載したものです)
私の人生に起こることは、全て最善なことばかりです。
人生には、良いこと、悪いこと、
様々なことが起こりますが、
実のところ自分にとって本当に悪いことなんて
一つも起こっていないということを言っています。
良いと思えることは、
そのまま素直に喜んで受け入れればいいですが、
自分にとって悪いと思えることは、
先のように受け入れることは、正直言って中々出来ないものです。
でも、良いと思うことも悪いと思うことも全て人生の糧、
そう、自分の心の成長の糧になっていることに気付くと、
先のように「全て最善なこと」と捉えられるようになると思います。
自分にとって大変嫌なこと、最悪と感じることでも、
よくよく考えれば、それ以上の嫌な事、悪い事が起こる可能性だってあったはずです。
それが、これだけで済んだことは、
その状況下では最善なことが起こったとして捉えられることも出来ます。
陰陽の考え方をすれば、何事にも光と影の二面があります。
片方だけが存在することはないのです。
どちらを見るかは、その人の自由ですが、
同じ生きるなら、私は光の方を見ていきたいです。
そっちの方が心は幸せですからね。
心が乱れているとき、余裕がないときは難しいですが、
それでも光の方を見ようとします。
私自身の心の安らぎ、幸せのためにです。
私は、朝起きるとき自分にこう言います。
「今日一日起こること全て、私にとって最善なことばかりさ、
人生には、良いことしか起こらないから大丈夫さ。」と言います。
生活していて自分にとって嫌なこと、
どうしようもなく不安なときは、こう言います。
「これも、私にとって最善なことなんだよ。大丈夫、大丈夫、
なんやかんや言っても全て上手くゆきます。」と言います。
すると不思議と心は落ち着き、実際そこから思ったほど悪くならないものです。
ならば「この状況での最善なんだな。」として受け入れることができます。
命に関わること、取り返しのつかないこと等、
人生には様々なレベルで辛い事、苦しい事は起こります。
それでも自分の命がある限り、私たちは生きなければなりません。
起こってしまったことを、後悔しても何も変えれません。
クヨクヨ考えても何も良くなりません。
人間は、「今」という瞬間しか生きていません。
時間とは、人生とは、この「今」という瞬間が積み重なっただけです。
だから、いつも「今」が大切なんです。
「今、自分が何を感じているか!」が大切なんです。
苦しみ、辛さは、全部自分の心の中で起こっていることです。
そして自分の心は自分だけのものです。
人生をどう捉えるかは、その人の自由です。
苦しみ、辛さをガマンし耐えるのもいいでしょう。
必ずしも光の方を見なければならないこともありませんが、
私は、今という瞬間を少しでも幸せに感じて生きていたいのでそうします。
ただ、物事をこの様に捉えると、
先程も書いた通り、物事がそこから悪くならないか、何とかなっていくのです。
そして不思議なことにそこから良くなっていくこともあるのです。
それは自分の気(雰囲気)が好い方に変わることで、
自分と関わる人々と好い関係が築き易くなるからです。
また、心の視野も広がるので同じ物事を見ても俯瞰して見ることができて
より良い解決策に気づけるようになるからです。
だから、「不思議なことにそこから良くなる」と言っても、
それは偶然ではなく、必然として好い方向に進んでゆくのです。
私に限って言えば、
このように物事を捉えるようになったら心が楽になれましたし、
事実、物事が好い方向に進んでいくことを感じるので、
読んでくれた方の少しでも助けになれば・・・と思いここで紹介してみました。