【胸郭出口症候群】長期間続く肩から腕への痛みと不眠が改善した

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体験談25 長期間続く右肩から腕への痛み(胸郭出口症候群)、不眠

記入日:平成30年1月17日
お名前:M子 様
性別:
年齢:57歳
お住い:岐阜市
初診日:平成19年8月25日

①当院を何でお知りになりましたか?: ご紹介

②お困りの病気・症状をお書き下さい

  • 右肩から腕にかけての痛み、病院ではレントゲンは異常なし、と言われる。
  • 熟睡ができず夜中に目が覚めると不安な気持ちになり眠れない。

③発症はいつ頃でしたか?:  約2年前

④当院の治療についてのご感想をお書き下さい

まず、治療の前に今の状態を詳しく聞いていただけました。
痛みなどの症状の他、何が不安にさせるのか、又、自分の考え方の癖など、先生のアドバイスのお陰でとても素直な気持ちで話すことができ、苦しみは自分自身の中で作っているのだと気付きました。

又、薬を使うことに少し抵抗があった私ですが、薬も不安な気持ちで使うとそれだけで身体にとってストレスになるので、もう少し軽い気持ちで使い症状が治ればやめるとよい、と教えていただきました。

鍼は全くと言って良い程、痛みはないので、治療後に腕の痛みが半減していた時には不思議なくらいでした。
家でも自分でお灸やツボ刺激ができるよう印を付けていただき、やり方も教えていただいたのでいつも気軽にできることが有難いです。

帰り道、私はとても気持ちも身体も軽くなり、身体と心は本当につながっているのだと改めて感じました。

院長からの補足

◎治療経過

カルテを見るとM子様は初診の2007年と2010年の秋にも同様の症状で当院に治療に来られてみえます。
今回は約7年ぶりの治療でした。前回と同様に鎖骨下の筋肉が凝っておりそれにより腕への血流が減り、且つ腕神経を圧迫すことで起こる胸郭出口症候群と推察しました。

しかし、当院では鎖骨下や肩背部、頚部などの筋肉には一切鍼灸はせず、経絡を調えるため患部とは全く関係のない部位の経穴に軽く鍼をすることだけで症状の改善ができました。
上記のご感想にも書かれているように、心の苦悩を和らげる考え方をお話しすることでM子様のお気持ちが楽になったことが気の巡りの改善に一層効果的になったと思います。

今回も治療は1回のみでその後はご自宅でセルフケアをしてもらうことにしました。

 

M様へ

お忙しい中、体験談を書いて頂きまして、ありがとうございました。

今回、久しぶりにお話を聞く中で、
「M子様の真面目な性格と相手のことを優しく想うお気持ちが反ってご自身を責め苦しめることに繋がっているんだ」と感じたので、いつもの様に偉そうにアドバイスさせていただきました。(;^_^A

私は「自分が幸せに生きることが相手の幸せの一助になる」と思っています。

「今までも、これからも、私は私でいいんだ」と長所も短所もあるがままのご自分を受け入れて、ご自分に素直に正直に、何気ない日常を堂々と楽しんで暮らしてみてください。
たったそれだけで不思議ですが「私は自分が知らない内に周りの人々に幸せのお裾分けをしていたんだなぁ」と感じることがきっと起こると思います。・・・・またまた偉そうに書きました。(;^_^A

相変わらずよく喋る風変りな治療院ですが、これからもよろしくお願いいたします。m(_ _ )m

院長:猿渡

<お願い>

あくまでも患者様個人のご感想です。同じような病気・症状でも全ての方が、この体験談の様な経過で良くなることを保障するものではありません 何故なら症状の改善や緩解には、患者様の意識・心の変化が大きく関わるからです。 その点をご理解の上、お読みください。

 

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