(※これは2008年11月07日のブログからの転載です)
「薬」という漢字は
「楽しい」という気持ちはプラスのエネルギーです。
身体にプラスのエネルギーを注ぎ治癒力を高めると思います。
ところで、『良薬は口に苦し』と言う諺は、
「良く効く薬ほど苦いもの。でもガマンして飲めば身体が楽になる。」
と言うことですね。
でもちょっと違うと私は思うんです。
へそ曲がりの私は、良薬について諺をちょっと別の捉え方をしようと思います。
それは、
本当の良薬は「楽しい」気持ちになることをどんどんすることだと思います。
ここで薬という漢字を思い出してください。
「くさかんむり」の下に「楽」と書いて「薬」という形にしています。
これは身体に好い効果のある植物を摂取すると身体が楽になったことを表すために、「くすり」をこの様な形の漢字にしただけではなく、きっとその意味の他に人生を楽しむこと、日々を楽しく暮らすことが、心と身体に一番効く薬であることも言っているのではないか、と私は推測します。
ネガティブに捉えないこと
ところで「楽(らく)をする」というと、
「サボる」とか「怠ける」「手を抜く」というようにネガティブに捉える人が居ますが、私が言いたいことはそうではなくて「心と身体に無理をしない」ということです。
※:自己否定な価値観に囚われているとこの様に否定的に捉えるはずです。
それは、
自分に素直に正直に暮らすこと、心や身体に苦痛を感じることはしないこと、
もし苦痛を感じたら、直に止めて自分のペースに戻すこと。
これが私が言いたい「楽(らく)をする」ということですので誤解のないように。
「苦」という漢字は
一方、薬という漢字と同じ「くさかんむり」に今度は「古い」で「苦」です。
そう、「苦い(にがい)」「苦しい」という字になります。
ところで、古いとは、今より過去のことを指しています。
(ちょっと強引かな・・・・?)
過ぎてしまった事(=古い事)にいつまでもしがみついていることは、今を、そして未来を見ていないことです。
つまり、「苦」とは、
過ぎた事(=古い事)にいつまでもしがみ付いている状態のことなんだと思います。
過去の栄光にしがみ付くのは、今の自分に不満や不安があることです。
過去の嫌な事をいつまでも考えるのも、今や未来を見てません。
いつまでも過ぎ去ったことにしがみついていては何も良い事は有りません。
それより、今を楽しく生きること、それが一番の薬なんです。
具体的に言えば、
病気の苦しみを無くすには、病気になってしまったことを後悔するより、今から未来へ向って治っていく自分を想像することです。
自分が持っている本当の力(治癒力)を信じ、自分の人生を楽しむことです。
過去は過去です。
過去は過去です。今更どう思おうとも変わりません。
変えれない過去を何とかしようとしても無駄にエネルギーを消耗するだけです。
それより過去をそのまま受け入れて、今から自分がどう楽しく生きるかを考えた方がいいです。
今から未来は変えられるんです。
その気持ちの切り替えが病気を治す一番の薬です。
本当に苦しさから逃れたたいのなら、
本当に苦しさから逃れたたいのなら、自分の過去や病気になってしまった事を責めずに、過去の自分を優しくそのまま受け入れることです。
自分を信じ、今を、そしてこれからの未来を楽しく生きていくと決意することです。
この楽しいという感情からプラスのエネルギーが生まれ、治癒力を高め、心と身体を自分自身が癒すんです。
そして今、未来を楽しく生きることに心を切り替える事が出来れば、今までより徐々に心が楽になっています。
少しずつですが次第に心に余裕が出来ていきます。
そして、その心の余裕がある程度大きくなったとき、
それまで自分を苦しめていた過去を自然と肯定出来る自分になっています。
「あの後悔すべき過去のお陰で、今、そして未来を楽しむ自分がいるんだ!」
と自然に思えるようになりますよ。
本当の良薬とは
昔から『良薬は、口に苦し』と言い、
ガマンを強いることがありますが、自分を苦しめることはしない方がいいと思います。
それより
『良薬は、心と身体を楽(らく)に、人生を楽しむ!』と言った方が私は好きです。
折角、この世に生まれたんです。
過ぎたことをクヨクヨせず、今を、未来を少しでも楽しく自分らしく生きるべきだと思います。
人生を楽しむこと、楽に生きることは一番の薬だと思います。
そして、ありがたいことにこの薬には怖い副作用は一切ありませんから、安心してどんどん使ってもいいですよ。