⑥自分を愛するように他人を愛する

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※これは「⑤普段から幸せを感じ、いい気分でいること」の続きです

ストレスの原因は殆どが人間関係

お気づきでしょうが、ストレスの原因は殆どが人間関係です。

上司や同僚、夫婦、親子、兄弟、親戚、知人、友人、近所の人・・・etc、

我々人間は、誰とも関わらず生きることは出来ません。

もし他人との関係に先の①~⑤を取り入れたら、ストレスから大きく避けることが出来ると思います。

つまり、自分自身にするように、
他人の良いところを認め、欠点や違いは責めず赦す(あるがままを受け入れる)
そして他人の良い可能性、強さ、大きさを信じることです。

簡単に言えば「自分を愛するように他人を愛する」ということです

 

他人は他人、自分は自分です

他人は他人、自分は自分です。

意見や感じ方、価値観は違っていいんです。十人十色なのです。

それなのに、「自分は正しく、相手は間違っている」とつい考えてしまい、自分を正当化するために他人を批判したり責めてしまうこと。
これが人間関係のストレスの原因になっているのです。

人間は誰でも未熟なところがあり、間違いや失敗、過ちを犯します。

でも、そこから多くの気付きを得て日々成長していくものなのです。

自分も他人も、その人なりのペースで様々なことに気付き成長していくものなのです。

 

自分の心が乱れると

人間は、何らかの原因で自分の心が乱れると自分の気持ちに余裕が無くなり、知らず知らずにエネルギーを下げてしまいます。

そうなると人はマイナス思考に陥り易くなります。自分を信じることが徐々に出来なくなってきます。

するとマイナス思考の連鎖が起こり、自分の心の責任は自分にあるのに、「この不快な気分の原因は、アイツのせいだ!」と、他人を責めはじめます。

 

でも、いくら他人を責めても一向に気分は改善しません。

責める気持ちには、喜びや温かさ、優しさなどのポジティブな感情は湧いてきません。

自分の心を癒す気持ちからは程遠い感情しか味わえません。

それもそのはずです。

そもそもの不快の原因は他人ではなく、自分のマイナス思考(否定的な価値観)・意識がそうさせているのです。

否定的にしか見れなくなっている自分の意識が自分の心を不快にしてるのですから、いくら他人を責めても絶対に解決しません。

いつまでも自分のマイナス思考が原因だと気付けないと、このマイナスの連鎖は終わりなく進み、人間関係は益々悪化し、最終的に自分の気力・エネルギーも尽き、次第に自分の人生に対してもマイナス思考でしか見ることが出来なくなります。

自分の人生や運命を嘆き、自分を信じられなくなって心の不安定に終わりが無いと思い始めると、生活・健康悪化に収拾がつかなくなります。

 

徐々に本当の自分を取り戻すこと

 

それは、①~⑤に書いてあること等を参考に、自分の気持ちは自分の考え方で変えられることに気付くことです。

この①~⑤の内でやれることから実践して、自分の心を少しずつ上に向かせることです。

全てを完璧にやろうとせず、少しずつで構いませんから徐々に本当の自分を取り戻すことです。

 

人間は誰もがネガティブな面があると同時にポジティブな面を持っています。
そしてネガティブは悪ではなくポジティブが何であるかを教える反面教師の役割です。(※)

※:詳しくは「④ネガティブな気持ちの自分を否定しない」の「なぜ人間はネガティブな面が存在するのか?」を参照

 

自分のポジティブな面こそが、本当の自分自身の姿なのです。(誰も同じです)

 

少しずつでもポジティブな自分に戻れると、人間は心に余裕が出来てきます。

自分にはもちろん、他人にも少しずつ温かく優しく愛情を注ぐことが自ずと出来るようになります。

 

 

自分が与えたものが、自分に返ってくる

 

「情は他人の為ならず」の諺通り、他人へ愛情を注ぐことは自分の為への愛情を注ぐことになります。

人間は、愛情を注いでくれる人に対しては愛情で応えたくなるものです。

逆に、批判や非難をする人には同じように批判や非難したくなるものです。

ということは、良いも悪いも自分が与えたものが、そのまま自分に返ってくるのです。

 

 

自分を愛したように他人を愛すること

 

自分に欠点や未熟さがあるように、他人にも欠点や未熟さがあってもいいじゃないですか。

未熟な自分を赦したように、他人の未熟さも受け入れ赦すことです。

赦しをすると本当に心が楽になります。

そうすると不思議に、他人も愛情で応えてくれるように次第になるものです。

 

なぜなら、あるがままの自分を受け入れてくれる存在を人間は嫌うことが出来ないのです。
もしその他人を嫌えば自分自身がより苦しくなってしまうことが分かります。
この苦しみから逃れるには、同じように他人をあるがまま受け入れ赦したときだ、と必ず気づきます。
そして、他人を自分が愛したとき、なぜか自分の心が癒されていることに気づくのです。

 

人間、誰でも良い面、悪い面、どちらの面もあります。

他人の中にある良い面、良い可能性に意識を向けることは、不思議と自分の心が温かく優しくなります。

その結果、自分の気は高められ、身体や人生が本当に良いことになります。

 

「あるがままを受け入れる、赦す、そしてまだ知らない自分や他人の中の本当の力を信じること」
これが無条件に愛することです。

自分を愛するように他人を愛することです。

 

心が安定すると健康も人生も良くなっていく

 

愛することが出来ればトラブルは減りストレスの原因が次第に小さくなっていきます。

例え僅かでも今までよりギクシャクは減ってきますよ。

仲良くなることが多くなりますから、今までに比べ何事も上手くいき易く幸せな気分になれると思います。

このことは、自分の中から良いエネルギーを作ったことになりますから、身体も次第に良くなっていくでしょう。

 

心と身体と人生、この三つは繋がっています。

心の状態が、気を通じ健康面人生投影されているからです。

 

心が安定し身体に元気と健康が戻ってくると人間関係も良好になり人生全体が良くなっていくことになっていきます。

 

次のテーマ「意識をポジティブに変えること(肯定肯定な価値観にする)」に続く

 

 

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