同じ内容の話を色々な言い回しで書く訳

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(※これは2015年01月19日のブログ記事の転載です)

 

お気づきの通り、私は同じ内容の話を色々な言い回しで書いています。

「毎回同じ話でくどいな。」
「もう聞き飽きた。」
などと思われる人もいると思います。

なぜ私はその様にするのかというと、それにはちゃんと訳があります。

 

徐々に新しい考えに慣れるていくため

自分を苦しめる固定観念を変えるためには、同じ内容を違った角度から説明しなければ中々変えられないからです。

人間は自分の考えを変えたいと思っていても、心の奥で今まで信じ込んでいた考え・価値観を変えることに無意識に抵抗するからです。

 

では、なぜ抵抗するのか?と言うと、それは自分を苦しめる固定観念が自己否定の観念だからです。

自己否定は、自己を疑うだけでなく他者も疑ってしまうからです。

つまり、一つの表現だけでは自分を疑う意識が強く、状況によっては、私の話の内容がその人の心が響かないからです。

 

話の理解を手助けするには、同じ内容でも様々な表現をしたものを何度も読むことで抵抗感を緩め、そこにある共通部分に自ずと気づけられる様に徐々に新しい考えに慣れるていくことが大切だからです。

 

どれか一つでも誰かの固定観念を変える切っ掛けになるかも?

また、私と当人との価値観の違いの差の大きさによって、響き方が人それぞれ異なることも起こります。

ある人にとっては、この例え話が受け入れ易くても、他の人にとっては必ずしも受け入れないということです。

 

こんなブログでも読んでくださる人は、一人の患者様だけではありません。

少なくとも何人かの患者様がみえるので、その方々に同じ内容の話を様々な切り口で説明すれば、どれか一つでも固定観念を変える切っ掛けになるのでは?と思って書いています。

そして、他の患者様宛てに書いてあるブログを読むことも、先の説明と同じで知らず知らずに影響を受け、慣れるにつれ共通部分に気づいてもらい、より深く自分の考えを変えることの手伝いが出来ると考えているからなのです。

このような理由で私は同じ内容の話を色々書いているのです。

 

私自身のために書いている

それと、あともう一つ。

私も一人の人間です。
いつも偉そうに書いていても、決して悟りを得た訳ではありません。
まだまだ無数に自己否定の固定観念は心の中にあるのです。

それらに対して、私自身も同じ内容を色々と表現することで、私の心の奥深くにある根強い自己否定の固定観念を変えることにもなるからです。

つまり
「他者に教える事が、自分にとって最高の学びになる」
という考えの元で、私は私のためにも書いているのです。

以上の様な理由から、私は言い回しを変えて、クドクドと同じ内容を書いているのです。

 

という訳で、偉そうに書きましたが、結局は私自身のためでもあるので、必ずしも私の記事を読み続けることはないと言うことです。(;^_^A

ご自分に合わなければ読まなくてもいいのです。
飽きたなら途中で止めてもいいでのす。
どんなことも、人間は自由なのですから。

 

追伸

元旦の記事を書いた後、患者様からのご返事の年賀状で
「毎回ブログ読んでいます」
「長くてもいいです」
「楽しみにしています」などとコメントをいただけました。

また直接、このように言ってくださる方もおみえになりました。

大変、嬉しく、今年は正月早々、沢山の幸せをいただけました。
本当にありがとうございます。

この様にまとめ下手で長く読みづらい文章ですが、これからもクドクドと同じことを書いていきますので、何卒よろしくお願いいたします。m(_ _ )m

 

 

 

 

<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。

 

 

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