二つ目:自分の価値観、固定観念を見直す

この記事は約4分で読めます。

◎前の記事「一つ目:心の準備を調える」の続きです

 

自分の価値観、固定観念を見直すこと

二つ目は、自分の価値観、固定観念を見直すことです。

 

「やりたい」から「やる」、「やりたくない」から「やならい」の目的は、幸せに生きるということです。

幸せに生きる為には、「やりたくない」と感じることを減らし、「やりたい」と感じることを増やすということも大切です。

ものは考えよう、捉えようで気持ちは変わります。
少しでも自分にとって良いものになれば、やりたくなります。

 

ある物事に対して従来どおり「やらされる」「やらなければならない」と考えるばかりで、その他の捉え方、考え方をいつまでも見つけなければ、やっぱり「やりたくない」ことを「やる」だけになります。
「やりたくない」ことを「やる」ことは嫌なことを我慢してすることで、自分を犠牲にしているだけで幸せを感じることなんてありません。

嫌なことを我慢してやるだけの生き方を止めたかったら、ネガティブな気持ちを感じたとき自分の価値観、固定観念を見直して
「なぜ、それをやらなければならないのだろう?」
「なぜ、それが嫌なのだろう?」
「このまま、今まで通りでいいのだろうか?」等と考えることが大切になります。

 

このとき既成概念に囚われず自由に考えることが大切です。

そして、嫌に感じる考え方(原因)を見つけることができたなら、それを少しでも気分の良い価値観に変えればいいのです。

 

我々は普段、自分の固定観念を見直さずに「所詮、こんなものだ」と思い込み惰性で行動しています。

この思い込み、固定観念を見直すには、自分の感情に敏感になって違和感を感じるものに対しては、今一度、既成概念に囚われず自由に考え直す習慣を作ることです。

実際に自分の固定観念を見直すと、結構つまらない事で嫌になっていることが多いと気づくと思います。

 

素直に行動してみること

見直しができて、「こう考えた方がいいな」というものが見つかったら、まずは、その気づきに基づいて素直に行動してみることです。

行動の元(原因となる考え)が変われば、結果は変わります。

 

ただ、ここで気をつけることは、いつもと違う結果に対して早々に良い悪いの判断をしないことです。

それよりいつもと違う経験が出来たこと自体を評価して自分の可能性を信頼し、あるがままを認め赦せば、心は萎縮せず、自然と自分の心に余裕を作ることが出来ます。

この心の余裕が、心の視野を大きくしますから、先ほどまで気づかなかった範囲まで意識が広がります。

すると、先ほどより良い考えに発展していく可能性ができてきます。
あとは、このことを繰り返すのです。

 

焦らず少しずつ縛りを解くこと

始めの内は固定観念に縛られて、中々「いいな」という考えを見つけることはできません。

でも焦ることは全くありません。
少しずつその縛りを解けばいいのです。

先ほどの様に固定観念を少しずつ見直し、自分の心に素直に正直になって考え行動すれば
結果も徐々に変わります。

それに伴い固定観念の縛りも解けていき、人生を見る心の視野が広がり、自分に合った新しい観念をいずれは見つけることが出来ます。

そうなれば「嫌だったことが今では何でもない」と思える様になっていくことも起こると思います。

 

一生を掛けてコツコツ行っていくもの

好き嫌いは主観です。
いつでも自分で変えることができるものです。

どうせこの世を生きるなら、嫌なことは少ない方が幸せです。
私は「自分の固定観念の見直しはとても大切なことだ」と思っています。
そして、それは一生を掛けてコツコツ行っていくものです。

なぜならば、そのことが自分の意識(心)の成長を意味しているからです。

 

そして、日々成長した心で生きることは、自分の素晴らしさを表現していることになり、これこそがこの世に生まれた目的であると私は思うからです。

 

◎次の「三つ目:全てを認め、自分を褒めること(自己肯定) 」に続きます。

 

(※これは2014年09月08日のブログ記事の転載です)

 

<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。

 

 

タイトルとURLをコピーしました