三つ目:全てを認め、自分を褒めること(自己肯定)

この記事は約3分で読めます。

◎これは「二つ目:自分の価値観、固定観念を見直す」の続きです

 

周りから良い評価をされようとしないこと

例えば、なにかを嫌々やっていたとしても、そのことを「やろうとしたこと」「今、やっていること」「やったこと、やり終えたこと」の全てを認め、自分を褒めることです。

周りからの自分への評価は関係なく、自分で自分自身を心の中でしっかり認め、褒めることなのです。

いつもいい気分でいたいのなら、どんなことでも周りから良い評価をされようとしないことです。

そうではなくて、常に自分が自分を認めていればいいのです。
つまり自己肯定をする、ということです。

 

どんな経験も必ず自分の成長に繋がっています。
たとえ望むような結果になっていなくても成長の糧になっています。
その点を喜ぶことです。

これが出来たら、「やらなければならない」ことを嫌な気分を小さくして「やれる」はずです。

そして、やれたことに喜びと自信を感じれるはずです。

 

自分の基準で自分を評価をする

世の中には、自己評価が低いがゆえにモチベーションが上がらない人がいます。

周りからの評価が自分の真の部分を評価していて、自分が自分に対して感じていることよりも大切なんだ、と思い込んでいる為に自己評価を低くしています。

この様な人は、自己否定が強く何に対しても自信が無く、心の奥に不安を抱え失敗を恐れてしまいます。

そのため、何に対しても「やりたくない」と考えてしまう傾向になるのです。

 

自分の真実を知っている他人は一人もいません。
各々が勝手にその人の基準で相手を評価をしているだけです。
そんなものに左右されるのでなく自分の基準で自分を評価をすればいいのです。

そして、望む結果を得ることだけに囚われず、良くも悪くも経験した全てを受け入れることです。
そこから得た気づきや学びを自己の成長と認め、素直に喜ぶことなのです。
(昨日より今日、今日より明日、人間は成長しているのです。)

その喜びがモチベーションになり、次の一歩が踏み出せるのです。

この様に自己評価(自己肯定)が出来たなら、「やりたくない」と感じていたことが徐々に少なくなっていくと思います。

 

信頼と赦し

ここまで、「心の準備を調える」「固定観念を見直す」「自己肯定」と分けて書きましたが、この三つはよく読めば同じことです。

根本は、いつも書いている信頼と赦しです。

 

信頼は、
自分の中の未だ発揮されていない力、可能性を信じること、未来を信じること、そして自分の本当の力を頼りに自然の流れに任せて、今を生きることです。

 

赦しは、
自分のあるがままを認め、受け入れること、執着やこだわりを捨て、過去を手放すことで、
心の解放と自由を感じることです。
そして今までこうして生きてきたことが、自分の本当の強さであり優しさであり素晴らしさであることに気づくことです。

そして、この自分への信頼と赦しは、自然と他者への信頼と赦しに繋がっていきます。

 

◎次の記事「どうしても自分にとって嫌なことなら『やりません』」に続きます。

 

(※これは2014年09月11日のブログ記事の転載です)

 

<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。

 

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