結果にこだわらないこと

この記事は約3分で読めます。

治そう、治そうとすると治らない。

上手くやろうとすると反って上手くいかない。

物事は自分の望む結果にこだわり、
切望すればするほど
望んだ結果にはならないものである。

自分にとって重要なこと程この傾向はある。
人生って何て無慈悲なものなんだろう。

 

これを例えると
明日は早く起きなければいけないから
今晩は普段より早く布団に入り、
一生懸命に「眠ろう、眠ろう」とすると
反って全然眠れないことと同じである。

しかし、
「眠れないなら無理に寝なくてもいいや。
 眠くないなら朝まで目が覚めていてもいいや。」
と途中で気持ちを切り替えると
知らない間に眠れていた経験もあるはず。

でも一番いいのは、
普段通りに過ごし眠くなったら床に就き、
「大丈夫でしょ。なんとかなるさ。
 もし眠れないなら無理に寝なくてもいいや。
 なんなら朝まで目が覚めていてもいいや。」
と楽天的に思うことである。
このとき一番よく眠って、ちゃんと起きるものである。

 

この様に結果に拘り頑張れば頑張るほど
望んだ結果にはならなず、
その反対に望む結果だけにこだわらず、
望まない結果も受け入れる覚悟があるのなら、
特別なことをしなくても不思議と上手くいくものである。

 

「これはこれでいい、
 あれはあれでいい、
 それはそれでいい。」
と全てに〇を点けること、
これを言い換えれば、
どんな結果も受け入れるということである。

望む結果だけにこだわらない、執着しない、
と言うことである。

 

 

どんな結果も自分の人生の一部である。
起こるべきことは、
自分が望むと望まざるに関わらず起こる。

望むこと、望まないこと、そのどちらも
自分の人生の全てを受け入れる覚悟を持つことが、
自分の力、強さを信じて生きることである。

 

自分の人生を代わって生きてくれる他人はいない。

だったら、自分の人生を受け入れることしかない。

故に、
結果にこさわらず、全てを受け入れる!と
覚悟を決めたときから
その人の中から真の力、真の強さが現れる。

そして不思議と人生は、
自分が想像もしなかった良い方向に進むのである。

 

 

<お願い>
このブログは私のひとりごとです、私の個人的な価値観を気ままに書いてあるだけです。
元々は「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望から書き始めたものです。
従ってブログの内容は会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与え不快にさせることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると大変ありがたいです。

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました