病気は身体からのメッセージ ② なぜ再発するのか?

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(※これは2013年08月17日のブログ記事の転載です)

これは「病気は身体からのメッセージ ①」の続きです

なぜ再発するのか?

薬を止めたら再発する、
ある治療法を止めたら再発するなど、
一時的に効いていた治療法を止めたら再発すると言うことは、
真の原因である心が癒されていないから起こるのです。

効いていた薬が次第に効かなくなる理由も同じです。

薬で良くなっても生き方を変えず心が苦悩を感じ続けると気は下がり続け、
身体は薬で症状を誤魔化すことを拒否しはじめます。

そして、あるときから薬は効かなくなります。

普通、この様に薬が効かなくなってくると、
身体が薬に対して耐性が出来たからだと思われますが、
私はそれは違うと思っています。

それは、
気を調えるために心が楽になるように意識を変えてゆくと、
それまで効かなくなっていた薬が再び効果を発揮するケースが多々あることを
私は当院の患者さんの治療を通じて実際に経験しているからです。

これを言い換えれば、
「苦しい生き方はもう止めよう。心を本気で楽にして欲しい」
と身体が強く訴えているときには、何をしても効かないということです。

 

次々と新たに別の病気が現れる人の場合も同じ

一つ病気が治っても次々と新たに別の病気が現れる人の場合も同じ理由です。

心を癒さずに身体的な治療だけで病気の症状を抑えると
身体は、次の弱い部位に別の病気を発症することで、
メッセージをあなたに対して強く訴えてきます

そしてそれは始めの病気よりも症状の辛いもの、
時には命に関るものとして発症する場合が多く
通常の治療では治り難いものになっていきます。

初診時、病歴をお聞きし
その当時ストレスが強かったかどうかを確信すると、
「そういえば・・・!」
と殆どの方が大きなストレスを抱えていたことを思い出されます。

そして患者さんによっては、
現在まで未解決のまま心の奥で悩み続けているものがあることを認められます。

自分には嘘はつけません。
身体にも嘘はつけません。

身体は本人が気付いてもらうまでは、
遠慮なく病気というメッセージを出し続けるだけです。

 

次のテーマ「病気は身体からのメッセージ ③  治療効果が長続きしない理由」に続きます。

 

<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。

 

 

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