いよいよ後半です。そして完結編です。
正直、ここまで長すぎたので、ここからは出来るだけ簡略して書きます。(^^;
入院編 後半 12/26~12/31
入院8日目 12/26
12/26の朝、起床して天井を何気に見ていると、なんだか今までとは違う感覚がしました。
いつもなら天井のスプリンクラーが。複視のために2個見えているのですが、今日はその2個の間隔が近くなっています。それも左右・上下のズレ幅が共に小さくなっていたのです。
ただしこれは視界の左側で見たときです。
(目を左横目にして見たときです)
私はベッドから起き上がり、窓の外を見てみました。
するといつもの景色がやっぱり違うのです。
建物と建物の距離が近づいています。
いつもズレがどれ位あるかを確認するために見ていた黄色い屋根の家があるのですが、それも近づいていました。
私は、入院して8日目ではじめて改善を実感しました。
正直、めちゃめちゃ嬉しかったです。
そしてそのズレ幅は時間が経つにつれ徐々に小さくなっていきました。
1時間後には、起床時よりも更にズレが小さくなっているのが分かりました。
最悪だった前日に比べれば30%はズレが小さくなってます。
これは左横目に限ってのことだけではなく、正面の視界も少しずつ改善しています。
(右側のズレは大きいままです。)
11/12にはじめて複視が発症したときは視界の右側からズレが出ました。
それが次第に正面まで進み、最後は左側まで進行し視界のほぼ全てが二重になりました。
だから改善も左側から起こったのだと思います。
このことを朝の回診に来た主治医の先生に報告しましたら、「多分、ステロイドパルスが効きだしたのでしょう。今日の3回目のパルスを受けてまた改善すると思います。」と答えられました。
入院後初めての目の検査
そして3回目のステロイドパルスが終わった後、入院して初めて眼科の診察がありました。
(26日はこの病院の年内最後の診察日でした。あとは年末年始のため休診です。)
検査の結果、入院前の12/17の検査に比べズレが小さくなっていることが分かりました。
眼瞼下垂もメスチノン服用後からは改善して普通に瞼が上がっていることが確認できました。
私は、
「昨日までは正直最悪でしたが、今朝から急に改善してきました。そして今朝からまだメスチノンを服用していませんが悪くなっていません。いい意味で横ばいです。」
と伝えました。
眼科の先生も私の言葉を聞いて改善したことを喜んでくれました。
スレロイドパルスが2日間延長になった
昼食後、再び主治医の先生が来られました。
先生は、「今日で当初の計画の3日間のステロイドパルスが終わりですが、もう2日間追加しませんか?やっと効果が出てきたのでここでしっかり抑え込みましょう。」と提案されました。
私は、2日間増えることでのリスクを尋ね、「そのリスクは3日で終わった時と特に変わらない」という先生からの返事を聞き「分かりました。この際ちゃんと治したいので先生の指示に任せます。」と答え、2回分のステロイドが投与されることになりました。
(結局、私はステロイドを5日間で計2,500㎎投与することになります。それは人間が一日に分泌する副腎皮質ホルモンの250~500倍に相当します。
正直、大丈夫だろうか?と思いましたが、重症患者だと計3,000mgまで投与しますから許容範囲内なので了解しました。
それと私は抗がん剤の副作用も鍼灸で抑えています。それぐらい人間の自然治癒力が強いことを思い出し気を下げる余計な不安を消しました。)
16時、シャワーを浴びた後、上腕が疲れ(特に左)、全身も疲労感が出てきたので、この日はじめてメスチノンを服用しました。
(前日25日の19時以来ですから21時間ぶりです。今までは4~5時間しか持たないので異例です。)
入院9日目 4回目のステロイドパルス 12/27
12/27は6時25分に起床しました。
当時のメモを読むと、手元のピント合わせが2~3分でできたようです。何とか裸眼でメモが書ける程度のようです。でも右の上腕二頭筋の力こぶは軟らかいようです。
そして時間とともにズレが左右上下ともに小さくなっていき、特に左側の視界のズレはかなり小さくなってます。全体として昨日の同時刻よりも改善が進んでいるようです。
そこで4回目の点滴が始まる前に、もう一度主治医の先生にこのことを伝え、本当に4回目は必要なのかを尋ねました。
先生の答えは同じで「やった方がいい」だったので私も了解し4回目をしました。
このとき握力を測り、右が35.5㎏、左が31.1㎏までに回復していた。
特に副作用も不眠以外はなく、血糖も許容範囲内でした。
しかし今までとは違い、夕方から異常にのどが渇きました。
いつもなら600mlのペットボトルの麦茶は飲み残しがあり、それを翌朝捨ていましたが、この日は別に新たな1本を夜に開栓し翌朝にかけて飲み干しました。
複視の悪化もなく、疲労感もなかったのでこの日は、メスチノンを1錠も服用しませんでした。
入院10日目 先生から意外な言葉が 12/28
前日からののどの渇きが続きます。体のほてりもあります。私としてはちょっと体温が高く36.9度になってました。ただ血糖は96で正常でした。
(個人的には、副作用とまではいきませんが、軽微ながら大量ステロイドに対する体の反応だと思いました。)
目の症状は、朝起きたばかりは、ズレがあり視界はボケていますが、やはり時間が経つとともにそれは改善してきます。手元は支障なく見ることができます。足元も調子がいいと2m先まで補正されて見えるまで回復した。
この日は、脳の精密なMRI検査をする日でした。
朝8時30分にMRIがあり、そこで少し眠ったので目は再びボケました。しかし30分程度でズレは補正されました。
昼食の前、年末のお休みの中、主治医の先生が来られ面談しました。
今朝撮ったMRIについて、少し異常が疑われる部位があります。ただし画像の専門医の意見が年末で聞けないので保留です。26日に受けた顔面の神経の伝達も問題ないですよ。
ただメスチノンを今の今まで飲まずに調子が良いことが不思議です。
重症筋無力症は、一般的に午前中が調子が良く、夕方に近づくにつれ疲れが溜まり症状が出てくるものです。
でも猿渡さんの場合、朝一が調子が悪くその後時間とともに改善しています。
普通と逆なんです。
そもそも26日の16時にメスチノンを服用して、今の時間(28日12時)まで効果が続くことはありません。
(この時点で44時間効果があることになりますが、それはあり得ないことらしいです。)
これらのことからもう今日の5回目のステロイドパルスをしなくてもいいと思います。
という、昨日とは真逆の見解を先生から聞きました。
私は、「先生の昨日のご説明の通りリスクが同じなら受けます。もし止めて再び症状が出てきたら後悔しますから。」と答え5回目を受けました。
その後、副作用は前日12/27の4回目と同じでした。
不眠とのどの渇きです。それ以外は問題はありません。
目の症状も悪化することはありませんでした。
そして、入院初日から付けていた点滴の針を10日ぶりにやっと外すことが出きました。
先生の見解の意図は?
今回、先生は、重症筋無力症の疑いとしての治療を終わってもいいという意味だと思います。
先生は、脳のMRI画像で気になる部位が原因、または、全然別のところに原因があるかも?と考えられたようです。
そのため、この話の後、他のところも検査した方が良いと判断され体幹全体のCTを撮ることを勧められました。そして血液検査(免疫療法やステロイドパルスの影響の有無を調べるため)も行うことになりました。
入院11日目 12/29
目の症状は、相変わらず朝一はダメですが、その後時間とともに少しずつ改善しています。
もちろんメスチノンは服用していません。大丈夫です。
のどの異常な渇きは、昼頃には治まりました。
(体が不要なものをオシッコとして排出するために水分を欲したようです。)
ほてり感もありません。
今日から点滴はありません。あとはCTと血液検査の採血だけです。
それ以外は何もないので今までで一番暇でした。
故に、私はわざと体を動かすことにしました。
メスチノンを服用しなくても、本当に大丈夫かどうかを自分なりに検証するためです。
病院も年末になり入院患者さんが減ってました。
(お正月は家に居たいですからね)
幸いにも私の大部屋も私以外だれも居ません。個室状態です。
そのため周りを気にすることなく体操ができました。
目も窓から外をよく見るようにしました。
そして遠くや近く、空や地面、周りをキョロキョロ見ることで眼球を動かしました。
すると動けば動くほど調子が良くなることが分かってきました。
外眼筋を動かすことで血行が良くなり柔らかくなる感じです。
身体も動かした方が全身の血行が良くなるせいか!目の方にまで良い影響がある様に感じました。
脱力していた筋肉も同様に反応してる感じがしました。
先生が言った通り、私には重症筋無力症の逆が起こってます。
26日の朝から、それまでとは真逆の現象が起こっているのです。
最終的に先生の見解は?
この日の夜、先生は来られました。
(折角の年末のお休みなのに、わざわざ来られます。ドクターは本当に忙しいですね。頭が下がります。)
CT画像に全く異常はありません。ガンなどの影もありません。血液検査の結果も全く異常がありません。各臓器は正常です。内臓の腫瘍をみるマーカーも正常です。
そして例のMRIの画像ですが、専門医がいないので、私が他の人の画像と比べてみたら、似たようなものがあり正常のようです。多分ですが90%大丈夫と思います。
では、今回の複視の原因ですが、現時点で重症筋無力症とは断定できません。
目の複視と体の脱力は別の原因かも知れませんが、今のところ不明となります。
症状も改善していますので、明日一日(30日)を経過観察して、何もなければ31日の午前に退院とします。
今服用している免疫抑制剤は31日まで服用し、その後は服用しません。
ビタミンB12剤だけ服用してもらい、年明け1/6の診察まで経過観察します。
なお、食事制限、運動制限などの制限は一切もありません。
という言葉をいただきました。
(お酒は?と尋ねたら、「ほどほどに嗜む程度なら大丈夫ですよ」と言われました)
入院13日目 退院 12/31
と言う訳で、30日も無事に過ごしました。
目の症状も、朝よりも夕方になるにつれ回復している実感がありました。
もちろん、メスチノンは26日以降まだ飲んでいません。
そして、めでたく31日の午前10時に退院しました。
(12泊13日の入院生活が終わりました)
帰りは、来た時と同じでバスで帰りました。
年末31日でしたので、車は少なく街はとても静かでした。
そして手元はもちろん、遠くの景色も二重に見えることはありませんでした。
ピカソの絵を見ることはなくなりました。
(朝一から1時間ほどはまだボケています。でもその後はちゃんと見えます。
ただ不思議なことに、それまではずーっと右目の視界が左目の視界の上にあったのですが、31日の朝からは逆転して右目の視界が下で左目が上になりました。どのみち治れば一つになるので上下が逆になっても何の問題はないのですが。)
以上が入院編でした。
退院してから初めての診察まで 12/31~1/6
12/31午後~1/5まで
退院してからは、ご存じの通り治療院でゴロゴロして養生をしていました。
31日や1/1は入院生活で体が鈍ったせいか重く動かしづらかったのですが、徐々に体力も回復してきました。
この回顧録も書けるくらい目も回復しています。本も読めます。
脱力していた筋肉ですが、1/4ごろから力が入るようになってきました。
腹筋運動もできなかったのが30回まで出来るようになりました。
同じく腕立伏せも30回出来ました。
(悪いときは10回もできなくなっていました)
ただ、痩せました。(T_T)
元々細いのに、入院中はベッドでズーっと寝てたせいで筋肉が落ちました。
なんと体重は48.6㎏しかありません。
入院前は50.6㎏はあったと思うので約2㎏減です。
ちゃんとご飯を食べて運動して筋肉を戻さないといけません。
お酒も嗜む程度に飲みました。
タカラ焼酎ハイボールが好きで・・・、発症してから飲む気になれなくてズーっと飲んでなかったので・・・あ~旨かったです。
(^o^)v
退院後、初めての診察 2026/1/6
そして一昨日の1/6に退院後初めての診察を受けました。
まずは眼科です。
12/26以来の検査ですが、視能訓練士の先生が「本当に良くなってますね。目視では、ほとんど眼球のブレが認められません」と仰ってくれました。
眼科の先生からは
「眼科的には特に問題はありません。今後の診察は必要ありません。あとは脳神経内科を主に原因の治療をしてください。眼科的に検査が必要なときのみの受診でOKです。」
と言われ眼科は卒業になりました。
そして脳神経内科です。
先生からは「今日の血液検査も全く異常はありません。前回のCTで前立腺肥大の傾向があったので一応腫瘍マーカーを調べましたが、それも大丈夫でした。」と言われ、握力を測りました。
右が38㎏、左が32㎏でした。ほぼ正常に戻ってました。
先生の見解は、
「前回の通りで、現時点では重症筋無力症と断定はできません。なら、何が原因か?というと、やはり分かりません。 このまま良くなればいいし、また悪くなるかも分かりません。ということで2ヶ月後まで経過観察にします。もちろんお薬はありません。処方済のビタミンB12剤だけ飲み切ってください。以降は不要です。メスチノンは処方した分だけお守りとして持っていてください。万一、何か症状が出てきたら、その時は予約を変更して早く来てください。」
ということになりました。
最後に
今、1/8の夕方です。
診察から2日経ちました。
体調は・・・、とても良いです。(^o^)/
目の症状も、相変わらず朝一は見づらいですが、ズレの補正が早くなってます。
一昨日の1/6は40分ぐらい、昨日は30分ぐらい、そして今朝は20分ぐらいで正常に見えました。
着実に回復しています。
日中は、ほぼ正常に見えています。正面だけでなく左側も右側もです。
疲れてぼやけることも殆どありません。
痩せましたが、体幹の筋力も日常生活に問題ないレベルです。
散歩も45分間毎朝歩いています。平気です。
もちろん、メスチノンも1回も飲んでいません。
(12/26から今日1/8まで13日間もです・・・もう必要ないと思います)
何よりも心が充実しています。
内側から力が湧く感じがしています。
いい傾向だと感じています。
病気は身体からメッセージです。
私はちゃんとメッセージを受け取りました。
(メッセージとは心を癒すこと、それは自分を愛し他人を愛し幸せに生きることです)
メッセージを受け取ったなら医学的に(良い意味で)非常識な奇跡的治癒は起こるのです。
(現に当院でも難病がほぼ完治している方はいますからね)
我々人間の内側には、神様から授かった命という名の強く偉大な力、自然治癒力があります。
心を癒せばその力が発動します。奇跡的治癒は起こるのです。
ゆえに私は、原因が何であれ「再発はない!完治した!」と確信しています。
(ただし、私がメッセージを忘れたら・・・その時は再びメッセージが現れるでしょう。)
とても長い回顧録になりましたが、
最後まで読んでくださりありがとうございました。m(_ _)m
近々、再開すると思いますので、これからも当院をよろしくお願いいたします。
ひとまず、これでブログの投稿はお休みします。
流石に疲れました。
気が向いたら、私が内観で気づいたことを書きたいと思います。



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