(※これは2014年11月26日のブログ記事の転載です)
※前の記事「信頼と赦しは、何度でも実践すること」の続きです
苦しめる固定観念は、心の奥に大小無数にある
信頼と赦しは、
一朝一夕で出来ることではありません。
自分を苦しめる固定観念は、心の奥に大小無数にあります。
えっ!無数にあるの!?
と驚くかもしれませんが、そうなのです。
自分の気持ちの変化に敏感なると
自分を苦しめる固定観念の存在に早く気づけます。
でも、多くの人は苦しめる固定観念が当り前過ぎて
大きなトラブルになってからでしか気付けません。
だから気持ちに敏感になる素直になる訓練は要ると思います。
そして気持ちに敏感になれば
「いや~、私の心の中には、まだまだ沢山あるな~。」
と感じると思います。
また、似たようなものが沢山あることにも気づき、
何度も同じ様なものを切替えなければならないことも起こります。
「え~、またか~。」と落ち込むこともあると思います。
その都度一つ一つコツコツを変えてゆく
だからと言って一度に全部を変えることはできません。
そうではなくて人生で現れてきたら、
その都度一つ一つコツコツを変えてゆくしかないのです。
ただ、以前切替えたことがあるものは、
心を楽にする観念を思い出しやすいので繰り返すたびに
早く切替えることが出来るようになっていきます。
そして切り替わる毎に心の苦しみが少しずつ減ってきます。
それに伴い人生のトラブルが減ってきます。
もちろん身体的症状も良くなっていきます。
また、何度も出てくる似たような固定観念は、
自分を苦しめる要のようなものです。
「あ~、なるほど、これが私を苦しめる要か。」と気づき
苦しさが大きくなる前にコツコツ早めに切替えてゆけば、
その内に大きく切り替わり心の奥のシコリが取れたように
スーッとしますので焦らず実践してください。
一生掛けて行っていけばいい
意識が成長するとは、
苦しめる固定観念を変えてゆくことである、
と私は思っています。
それが生きている目的であり
幸せに生きる本当の意味であると思います。
ということは、心、意識、固定観念が変われば
幸せを感じることが増えると言うことです。
だから大小無数にある自分を苦しめる固定観念の存在に
無暗に恐れを抱くことは無いのです。
「意識を変えれば変えるだけ今よりも心が楽になれる、
幸せをより一層感じることができるんだ」と捉えてほしいのです。
(減点法でなく加点法で捉えるということです。)
ということで、苦しめる固定観念を手放すことは焦ることはないのです。
一生掛けて行っていけばいいと思います。(※)
そして何度でも諦めてもいいと思います。
時間が経ち、また実践したいと思ったらそこから何度でも再開すればいいのですから
気持ちを楽に実践してゆけばいいのです。
(※)2014.12.15のブログ記事:
「『一生かける』と『一生かかる』の違いについて」を参照してください。
<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。