施術の進め方

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経絡治療は、どのように施術するの?

施術は以下のように進めます。

①:まず始めに患者様の経絡の状態を知るために脈診※を行います。

脈診は手首にある橈骨動脈を指で触れて診ます。
左手首で6本、右手首で6本、計12本の経絡の状態(虚実)を診ます。

 

②:次に、脈診で得た経絡の虚実を調えるために経穴(ツボ)※に鍼をします。

  鍼をする部位は、肘から先、膝から先、背中や腰などにある経穴です。
 (症状によっては、お腹や太ももの半分位までのツボにも施術します)
  鍼は、主に皮膚に1~3㎜ほど刺し、直ぐに抜きます

 

③:経穴に鍼をしたことで経絡が変化したかどうかを脈診で確認します。

  新たに乱れた経絡が見つかればその経絡に鍼をします。
  この作業を何回か繰り返しながら12本の経絡の乱れが小さくなるように調えます。

 

④:鍼の施術の後は、必要に応じて要となる経穴にお灸を行います。

尚、初回はお灸は行いません。(刺激量が多いと瞑眩反応※があるからです。)

 

⑤:最後に施術開始時に比べ12本の経絡が調ったと脈診で確認できましたら、その日の施術は終わります。

施術時間としては、初回は症状の変化を確認しながら行いますので、20分~30分ぐらい掛かります。
通常の施術時間は10分~15分ぐらいです。

 

鍼は筋肉深く刺すことはありません。
また鍼に電気(パルス)を流すこともありません。
極めて僅かな刺激なので、お年寄りやお子様でも安心して受けてもらえると思います。

 

※印の専門用語の説明など、詳しいことは下の関連記事をお読みください。

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