(※これは2008年01月07日のブログ記事からの転載です)
今年、私は数え年で42歳になった。
20代の頃は、年を取るのが嫌だった。
30歳を迎える時は特に意識した。
「オレも、もうオッサンだな。」と思った。
しかし、30歳を過ぎてからは、次第に年齢が気にならなくなった。
むしろ、日々自分が成長していると思えるので、
今では年齢なんてほとんど気にならない。
「今の私が一番新しい。」
誰が言った言葉か忘れたが、5.6年前に聞いたことがある。
人は、ある頃から体力、容姿、頭脳など肉体の衰えが始まるが、
それを補う為に、過去の経験を活かし知恵を使い必死に毎日を生きている。
肉体が老いれば老いる程、そうしなくてはならなくなる。
生きる為には、自分に残っている能力を精一杯使わなくてはならない。
時と共に、肉体という外面は衰えても、
それに耐える為に内面である心、精神は強くならなくてはならない。
つまり、内面である心、精神は常に成長しているのである。
心、精神は日々ヴァージョンアップしている事になる。
だから今日の私は、人生の最新ヴァージョンなのである。
1966年製の自動車は、2008年から見れば、古い自動車である。
1966年生まれの私は、今、2008年版、最新の私である。
生きている者と、生きていない物との違いはここにある。
生きているからこそ、成長できるのである。
年を取る事は、決して悪い事ではない。
肉体が老化する事は、悪い事ではない。
内面が成長する為に神様が創った必須条件である。
今年、42歳の私も、
そして、
私より年上である50歳、・・・・60歳、・・・・100歳になる誰かも、
逆に、私より若い、1歳、・・・10歳・・・41歳になる誰かも、
各々の人生の最新ヴァージョンである。
年を取る事は素晴らしいこと。
内面がどんどん成長すること。
人として磨かれて、強くなっていく事である。
心は決して老いることはない、と私は思っている。
今年の私は、どれだけ人として成長出来るか楽しみである。
(注: サルとしてではないよ!)
おしまいm(_ _ )m