2015年、今年を振り返って

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ドタバタした一年

久しぶりの更新です。
振り返ると今年はドタバタした一年でした。

今までこれといった病気が無かった両親が、
年を明けた2月から相次いで大病をし、
このことで介護や介助が必要になり
家族の生活がガラリと変わってしまいました。

このことは私の仕事にも影響し、
ご予約を私の都合でお断りしたり、
臨時休診が増えたり、
診療時間の変更も繰り返したりと
患者様にはご迷惑をお掛けしてしまったことは、
大変申し訳なく思っています。

ごめんななさい。

 

ただ、このことで患者様からは何一つ苦情は無く、
むしろお気遣いや励ましのお言葉をいただくこともあって、
かえって治療する私の方が患者様から癒されることもありました。

本当にありがとうございます。

 

親の介護

これは、年老いた親がいれば
大なり小なり誰もが
似たような経験をすることになるでしょう。

私は「いつかは来るのだろうなぁ~」
と心のどこかで思っていましたので
「まぁ仕方ないな」
と自分でも不思議なくらい
アッサリと受け入れることはできました。

所詮、どんなことも
長い人生の中の一つの出来事に過ぎない、
と捉えることにしていますから、
不思議と不幸には感じていないです。

ただ、当人である親自身は辛いと思いますが・・・。

 

でも、
私も老いればいつかは似たようなことなるのだから、
人間として生まれたからには、
こういうことは自然な流れの一部なのですよ。

だから闇雲に怖がったり不安に思うことはない。

ただ、ただ、あるがままを受け入れるだけです。

誰もが自分の人生で起こる出来事の全てを
受け入れるしかないのです。

運命や神様に文句を言っても仕方ない。

文句を言っても何も変わりませんからね。

 

自分の人生を笑っている観ている自分がいる

こんな風に書くと、まるで自分が悟ったか様に思えますが、
もちろん、そんな訳はありません。

現に父の病気の後に母が倒れたときは
ええ!なんで!って正直、驚きました。

それでも心の何処かで状況を冷めて見て、
自分の人生を笑って観ている自分がいるのも事実です。

「へぇ~。人生ってのは何が起こるか、
 どうなるか全く分からんもんだな。
 まぁ、なんとかしなきゃいかんし、
 きっと、なんとかなるものだろう。」
って感じにね。

ちなみに母は、体力がガクッと落ちましたが
それでも幸い生活に支障が出るほどの後遺症も無く、
徐々に家事も出来る様になり、
最近では近くまでなら自分ひとりで自転車に乗って
出掛けられるまで回復しました。

 

もちろん父にも母にも私は毎日鍼治療をしていますよ。
入院したその日からやってました。
その甲斐があってか思った以上に回復が良かったと我ながら思います。

 

俯瞰

今シーズンはスキーは今までのように行けないけど、
それでもいいかな、と今は思えています。

何故だろう?
と自分のことをちょっと観察してみると
俯瞰、そう俯瞰なんです。

どっぷりと今の状況に飲み込まれないように
自分の心を気持ちを大切にしているからかもしれません。

だからドタバタした状況でも
何事も「しなければならない。」とは考えていません。

何事も自分が出来ることをするだけで充分だよ。
 自分以上にも自分以下にもなれないのだから。
と考える様にしていますから、
状況に心が飲み込まれ難いのでしょう。

今のところはプライベートの自由が減っても、
不思議とそんなに苦にはなってません。

 

自分の中にまだまだ沢山ある未熟な部分も楽しもう

とは言っても私も普通の人間です。
親の介護をしていて
いつも冷静で余裕を持ってやっている訳ではありません。

現実は上手くいかないことの方が多いです。
イライラすることも多々ありますし、
不安や悩みももちろんあります。

そのため時には私の中のスーパー短気が
ムクムクと顔を出してきて、
ついつい強い口調で話したり怒鳴ってしまうことも正直あります。

それでも親子なんですよ。

お互いブツブツ文句を言いながらも
時間が経てば結局は赦し合い、
何事も無かったように普通に会話を再開するのです。

 

これらのことも私の人生の一部、
折角この世に生まれたのだから
良いところだけでなく、
自分の中にまだまだ沢山ある未熟な部分も楽しもう
と私は思っています。

だからイライラしながらも
心の何処かで自分のことを
オレは、まだまだ未熟でバカだな~
と自らを笑いながらイライラをどこか楽しんでいます。

俯瞰、
自分の心を現状から少しだけ引いて眺めるように心掛けると
案外、心は苦しくないですよ。

ただ、この先この様に
穏やかでいられるかどうかは定かではありませんがね…。

 

出来ないこと自体を赦し受け入れる

本当のポジティブはネガティブを恐れません。

自分のネガティブな面を嫌いも責めもしません。

だから
心に余裕が無く受け入れることができないときも、
今、受け入れなくてもいいんだよ
と出来ないこと自体を赦し、あるがまま受け入れます。

 

「受け入られないこと自体を受け入れる。」
なんだか矛盾した表現ですが、
これが赦しであり、本当の優しさであり、
自分の中にある未知なる力、可能性を信頼することです。

これらは全て人間が持っている性質であり
本当の強さです。

あるがままを受け入れることとは、
こういうことだと私は思っています。
(「できなくてもいいじゃん!」っていう感じですが、
 開き直りとは違います。)

 

自分の人生からは逃げられません。

結局は、どこかで自分を赦し、あるがままの自分を抱いて
そこから自分の足で前に進むしかないのですから。

だったら早く自分を赦した方がいい。
その方が苦しむ時間が少なくて済みます。

自分を一切責めない。
自分の全てを赦すって、心は楽ですよ。

そして、心が楽になったら、
自然に自分の中から本当の力が出てきます。

努力しなくても出てきます。

不思議ですが本当です。

 

最後に

あ~なんだか「今年を振り返って」から話が逸れ、
ダラダラと纏まりない文章になってしまった。

後半はいつもと同じ話「心を楽に!!」だし・・・(;^_^A
(わかっとるわ!!と自分にツッコミたくなる)

久しぶりの記事なので何卒お赦しを!

 

最後に皆様、

今年一年、大変お世話になりました。

来年もご迷惑をお掛けすると思いますが、
何卒よろしくお願いいたします。

それでは、良いお年をお迎えください。m(_ _ )m

 

 

(※これは2015-12-31のブログ記事です)

 

<お願い>
これは「ひとりごと」として、その時の私の伝えたいことをランダムに採り上げ書いたものです。
もちろん、治療中にお話ししたことでもありますが、テーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けるようお願いいたします。

 

 

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