信頼と赦しは、何度でも実践すること

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(※これは2014年11月26日のブログ記事の転載です)

 

まずは自分自身にすること、すると他人にできている

何度もこの信頼と赦しの話していますが、
その意味と大切さが間違って伝わることが多いです。

 

今まで色々な表現で話していますが、簡単に言えば

信頼は疑わないこと、
赦しは責めないこと、です。

喋り言葉で言えば、

「大丈夫だよ。なにも悪くないよ。
今までもなんやかんや色々あったけど、ココまで生きてこれたんだよ。
これからもなんとかするし、なんとかなるさ。

これからも焦らず自然にいけばいいさ。
人なんてみんな似たようなものだよ。同じさ。
誰だって善いところも、悪いところも両方あるさ。

そもそも善悪なんて価値観次第で変わるもの、当てにならないもの。
だから自分も相手も責めることはないよ。
だから気にすることはない。あるがままでいいのさ。」

こんな感じですかね。

 

この信頼と赦しは、まずはじめに自分自身に行うことです。
すると自然に
他人に対してできるものです。

また、自分が他人を信頼し赦していることに気づいたとき、
より一層、自分自身を信頼し赦していることにも気づけることができます。

そしてまた他人を信頼し赦すことができて、一層自分を・・・、
というように好い循環が起こります。

私の文章能力では、こんな風にしか説明できませんが、
これ以上は当人が実践してそのことを心で感じてもらうしか
理解できないと思います。

 

私も常に実践中なのです

私の経験上、実践できたときはとても心が楽になっています。
リッラクスしていることが分ります。

穏やかさ安定感も感じます。
物事への寛容さや心の余裕も感じます。
普段何気なく見ている物や風景に美しさを感じます。

 

常にこういう風にいたいと思いますが、
残念ながら今の私ではそんなに長続きすることはできません。

まだまだ心の奥にある苦しめる価値観・固定観念が
チョロチョロ顔を出して私を苦しめ悩ませてくれます。

それでも諦めることなく、
(いや、時には諦めることもありますが)
自分を苦しめる固定観念を手放すことをコツコツと実践しています。

 

いつもこの様に偉そうに話したり
ブログに書いたりしているので患者さんの中には、
私のことを”私が言っている事をやり遂げた人間”のように
思われる方がおられます。

でもそれは大きな勘違いです。

私も常に実践中なのです。
皆さんとなんら変わらないのです。

私も間違いや失敗、勘違いを沢山します。後悔もします。

自分や他人への
疑い(信頼できない)も、責め(赦せない)もしてしまいます。

でも私は、
何度も何度も実践することが大切である、と思っています。

 

※次の記事「苦しめる固定観念は、心の奥に大小無数にある 」に続きます。

 

<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。

 

 

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