過去とは赦すために、未来は信じるためにある ②

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(※これは2014年02月26日のブログ記事の転載です)

これは前の記事「過去とは赦すために、未来は信じるためにある ①」の続きです。

 

~私たちは”今”という”一瞬”にしか生きていない。
”今”とは過去と未来の狭間であり、
まばたき程も無い僅かな一瞬である。
この”今”という一瞬の連続が時の流れであり、
無数の積み重ねが人生である。~

 

未来は決まっていない。
未来に何が起こるかは誰も知らない。

何が起こるのかがわからないといっても
心配するためにあるのではない。

未来とは期待するためにある。
未来は信じるためにあるのである。

必ず良いことが起こると信じるがゆえに
”今”を心豊かに平和に楽しく生きることができるのである。

 

未来とは希望である。
希望があるから”今”を幸せにできるのである。

希望があるから心は癒され心からパワーが湧き出るのである。

そのパワーは今の苦しみや悩み、問題を解決する力になるのである。

人生に起こった見えない壁を乗り越えて行くのである。

 

多くの人は未来を憂う。

憂うがゆえに”今”を不幸にしている、苦しみを大きくしている。

心は苦しいから気という生命エネルギーは下がりパワーは弱まる。

恐れや不安は益々大きくなる。

でも、その憂いや心配、不安は幻なのである。

 

過去に囚われているから、”今”を苦しむのである。

過去を後悔し責めるから自分を信じれなくなる。

自分を信じることができなければ
「今までと同じ、未来も悪くなるに違いない」
と望まない予測をして自らを益々不安にして弱くする。

 

過去の全てを赦し赦されていることに気付いたら、
心が癒され自分を信じることができる。

未来への憂いは単なる幻であると気付くことができる。

幻なんだと見破れば、望む未来を信じることができる。

 

その望み、希望が”今”の自分の中にパワーを生み出させる。

”今”を力強く生きるがゆえに、”今”、実際に起こっている
あらゆることを少しずつ確実に乗り越えてゆくのである。

憂いていた未来は徐々に自分が望むとおりに姿形を変え、
”今”という現実になっていくのである。

 

明日を、未来を憂うことはない。

未来は、”今”の自分にパワーを与えるためにあるのである。

未来を信じ心に希望を持つから、力強い”今”を積み重ねることで
人生を幸せなものに自らの力で創ってゆくのである。

 

ここまで過去とか未来と書いてきたが、
人間は、過去にも未来にも生きることはできない。

実際に生きている時間は、”今”という一瞬の時だけなのである。

過去も未来も”今”という時間を認識するために人間が
心の中(無意識の中)で作った概念に過ぎないのである。

もうこれ以上存在しない幻の時間の概念に苦しむことはない、
憂うことはないのである。

過去の全てを赦すこと、望む未来を信じることで
過去や未来いう幻の時間を”今”という実際に生きている一瞬を
幸せにするために有益に使えばいいのである。

 

 

<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。

 

 

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