愛は犠牲ではない ②

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◎これは「愛は犠牲ではない ①」の続きです

 

自分が愛を持っていなければならない

この間違いは、
愛とは自己犠牲である、と思っているからです。

愛は求めるものでなく、与えるもの、決して犠牲ではないのです。

 

愛は赦しです。
愛は信頼です。
愛は自由、束縛しません。

愛は感謝です。
愛は喜びです。
愛は優しさです。

愛は心の温かさです。
愛は心の平和です。
愛は心の豊かさです。

愛するとは、これらを与えることであると思います。

 

そして与えるためには、
自分がこの愛を持っていなければならないのです。

なぜならば、
持っているが故に相手に与えることが出来るのです。

しかし、
自分を愛していない人は、この愛を与えることは出来ません。

どんなものも、
自分が持っていないものを相手に与えることは出来ないからです。

 

愛を表現する行為として働くこと

何よりも自分を愛することです。

自分を赦し信頼し自由にすることです。

自分に感謝し喜び優しくすることです。

自分の心に平和を豊かさを温かさを感じることです。

 

これらが出来たら、
家族のために働くことが犠牲とは感じなくなります。
自分のために働いていることに気づけるのです。

働いてお金を稼ぐことは、
自分の心にある愛を表現する行為であり、
自分の真の強さ、心の余裕、豊かさの現れの一つである
と思えるのです。

そして愛する家族の幸せの一助になれたことで
自らが一層満足することができると思います。

 

求めずに与えたから与えられる

だから家族からの感謝は求めません。

代わりに家族に感謝したくなると思います。

それは自分の愛、
自分の強さを表現するチャンスを
家族が与えてくれたと思えるからです。

 

こんな気持ちでいるから自分は幸せです。

この幸せな雰囲気が家族に伝わり
自らが求めなくても相手から自然と感謝されることが
起こるのです。

感謝を相手に求めず与えたから、
自然と相手からも自分に感謝が与えられるのです。

 

感謝だけでなく、どんなことでも同じ

愛すれば愛される。
憎めば憎まれる。
要求すれば要求されるのです。
自由を与えれば自由が与えられるのです。

良いことも悪いことも
自分が与えたものは、必ず自分に返って来るのです。

感謝だけでなく、どんなことにでも当て嵌まります。

 

まずは自分を愛することから

子育ても家事も同じです。

自分を犠牲にしてはいけません。

自分の愛の表現として子育ても家事もした方がいいです。

 

これらは家族の間だけではありません。
あらゆる人間関係で言えることだと思います。

どんな人間関係でも
愛情あふれ心温まるものにしたければ、
まずは自分を愛することからである、と思います。

 

あるがままの自分を全部丸々愛するのです。

愛は行動ではなく、
愛は自分に対する考え方を変えることから始まります。

まずは自己否定する考えを止め、
自己肯定する考えに変えることです。

そこから愛ある行動が起こり、
負の連鎖は途切れ、幸せの連鎖が始まる、と私は思っています。

終わり

(※これは2015年03月03日のブログ記事の転載です)

 

 

<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。

 

 

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