人生の起こった出来事に善い悪いは決まっていない

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(※これは2014年12月09日のブログ記事の転載です)

 

これも先回と似ている内容です。

人生の起こった出来事に善い悪いは決まっていません。

自分以外の誰かに
「善かったこと?それとも悪かったこと?」と尋ねても、
その答えに必ずしも自分が納得できるとは限りません。

なぜならば、価値観・固定観念が同じではないからです。

 

大切なことは、
自分にとってどうであったか!なのです。

だから、他人に聞くのではなくて自分で決めればいいのです。

 

ただ、この場合の善いとは、
自分にとって幸せな気持ちを感じたかどうか、
ということです。

物質的な利益(損得)のことではないのです。
心が満たされたかどうかということです。

 

たとえ物質的な利益があっても
心が満たされず寂しかったら
それは自分にとって善いこととはいえません。

もし判断に迷ったら
「どっちが気持ちいい?気分がいい?」
と自分の心に素直に聞くことです。

もし、自分が下した判断の結果、
物質的な利益が得られなかったとしても(損のときも)
自分の心が満たされる判断をしたのなら
「善い」ということになると私は思います。

 

そして、「笑う門に福来る」という諺があるように
不思議なことに物質的な利益や幸せというものは、
心が満たされていれば、後から(忘れた頃に)
何処からとも無く得られるものですから何も焦ることはない!
と私は思います。

 

<お願い>
私のブログは「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望が元で書き始めたものです。
従ってこれは会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると幸いです。

 

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