自己肯定のレンズに替えたら

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※これは「なぜ私は心配が愛情だと思い込んだのだろう?」の続きです

 

もしも私が自己肯定のレンズに着け替えたら

自己否定の価値観を
暗く濃いグレーのレンズとしたら、
その正反対の自己肯定の価値観は
明るいクリアーなレンズということになります。

今回、もしも私がこの同じ世界を
自己肯定のレンズで見たのなら
前回の自己否定と同じ様に見えるかを想像してみました。

 

きっとクリアーなレンズなので、
あらゆるものを恐れなく見ることができるでしょう。

近くはもちろん遠くまでもハッキリ見えるでしょうね。

だから何かが起こっても、
きっと早く気付き対処できるでしょうし、
安全であることも確信をもって認識していると思います。

 

まるで別人のようになる

こんな私には否定的な言動はありませんよ。

だから自分の周りを信頼をするし、
周りからも信頼され易いでしょう。

 

もし何かがあっても
私の心は平穏だから物事を偏見なくあるがままに見ます。

例え今の時点でゴールが見えなくても
今、自分がすべきことが分かり、
そのできることを素直にすることが
解決してゆく道だと分かっているはずです。

そして落ち着いているからこそ
間違いや失敗も少ないだろうし、
もしあっったとしても早く気付くだろうし、
そこからのフォローも早くできるでしょうね。

世界を見るレンズを替えただけで、まるで別人のようですね。

 

良い意味でも類は友を呼ぶ

こんな私になら協力者だって現れ易いと思います。

良い意味で、類は友を呼ぶのです。
似たような人が自然と集まるものです。

 

自己肯定の人は、
自分を信じている人、自分を愛している人です。

自分を信じるように相手も信じます。
自分を愛するように相手を愛します。

そんな人達は心がオープンですから
閉鎖的、排他的ではありません。

自分だけが正しいという独善もありません。
もし、価値観が違っても
お互いを尊重し合える関係を築くはずです。

 

人とは、自分も幸せでいたいと望んでいるなら、
暗く否定的な人より、
友好的で明るい人の方に魅力を感じます。

もし、そんな人が近くにいたなら、
たとえ直接的に関係がなくても、
何かあればその人達に協力したいと思うものですよ。

だから何かあっても、肯定的な気持ちの人には
自然と協力してくれる人たちが集まってきて、
自ずといい結果へと進んでいくのです。

 

原因と結果は、形は違えど中身は同じ

「こんな風に上手くいくなんてありえない」
と思えるかもしれませんが、
もし本当に何かを解決したいのなら
物事がこんな風に進まないとその願いは叶わないのです。

 

物事は偶然に起こることはありません。

すべては必然なのです。

全ての出来事には、原因があって結果があるのです。

原因と結果は、その形・外見が変化しただけで
その中身は常に同じなのです。

 

アサガオの種を蒔けば、アサガオの花が咲きます。
アサガオからヒマワリの花は咲かないのです。

種と花の関係は、
その形は違ってもアサガオはアサガオ、
その中身は同じなのです。

ならば、
自分を信じ愛すれば、
自分を信じ愛した結果の素晴らしい出来事が起こるのです。

同様に、自分を嫌えば、
自分を嫌った結果の嫌な人生になるのです。

 

自分の中にある本当の力とは?

人生の物事は自分の理解を超えたレベルで
あらゆることが総合的に関わり、
その結果、様々なことが起こっているのです。

自分一人の力だけでは何事も解決なんてできないのです。

どんなに優秀な能力があっても自分だけでは無理なのです。

多かれ少なかれ
この世の全てが絶妙に関わりを持って
自分の人生のあらゆる物事を起こしているのです。

 

私が言う「自分の中の本当の力」とは、
個人的な能力の範疇に留まらず、
自分自身を中心としたあらゆる人や生き物、あらゆる物、
あらゆる事象が関わる総合的な力のことなのです。

 

本当の力には優劣はありません

本当の力、これには優劣はありません。

個人の資質や能力といった肉体に限ったものではありません。
そんな狭く低いレベルのものではないからです。

だから老若男女関係なく誰にでもある力です。

 

人間の誰の中にもある本当の力を使って
人生の良い流れを創り出すのも、悪く乱すのも
自分の考え方しだいということです。

自己否定か、自己肯定か、
自分を愛するか、自分を愛さないか、
自分がどれを選ぶか!が一番大切なのだ
と言うことになるのです。

 

今回、私は自己肯定のレンズを着けて
人生を想像してみましたが、
現実的には、私の中に自己否定、自己肯定の両面が
今も尚、存在しています。

 

このことは私だけでなく全ての人間に言えることです。

その割合によって、
その人にとっての人生が生きやすくなるか、
それとも苦しいものになるかが決まってくるのです。

と言うことは、
心の奥に無数にある自己否定の価値観を一つ一つ手放して、
コツコツと心のレンズをクリアーにしていくことです。

それには、
あるがままの自分を受け入れること、
良い悪いの判断をせず無条件に自分を愛することが
大切なのだと私は思います。

 

終わり

 

(※これは2017-07-12のブログ記事です)

 

<お願い>
これは「ひとりごと」として、その時の私の伝えたいことをランダムに採り上げ書いたものです。
もちろん、治療中にお話ししたことでもありますが、テーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与えることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けるようお願いいたします。

 

 

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