1:気、心、魂って一体何でしょう?

この記事は約3分で読めます。

これは旧HPで「当院の治療について」の中で「私が考える「気」とは…」に書いていた文章の後半部分です。
今、HPを新規で作成していますが旧HPの内容を一つひとつ読み直しながら移転作業をしています。
この後半部分は私の死生観が色濃く、私の経絡治療の説明というよりもブログ向きだと感じたので分けて記事にしました。
よって、過去に読んでご存知の方もいると思いますが、一部加筆していますのご興味のある方はお読みください。

 

心って一体何でしょう?

私は、「気とは生命エネルギーであり気持ちの気(感情)である」と解釈していますが、この感情を生じている心とは一体なんでしょう?

この疑問、皆さんはどう答えますか?

 

心は、脳で起こっているの?それとも何か別なもの?

私が知る範囲では、それに対する明確な答えは現代医学、科学の分野でも今だありません。
心理学、哲学、宗教など様々な分野でも答えが異なっています。

 

「私が考える「気」とは…」で書いた通り、私は個人的には「魂はある」と考えています。

その魂が肉体に宿り身体を動かしていると思ってます。

でも「私が考える「気」とは…」でも説明した様に心は身体を支配しています。

 

そうなると心と魂はどんな関係なんだろう?という疑問が私には湧いてきます。

そこで私なりに勝手に考察したいと思います。

 

生きている肉体と死んだ肉体の違いは?

ところで生きている肉体(生体)と死んだばかりの肉体(死体)の違いは何でしょうか?

 

たとえば死んで1分間経った場合を考えると、人体を構成している物質は、1分前の生体の時と死体になった時とで比べると、この1分間で変わらないはずです。

しかし、両者の違いは、動作や反射反応の有無や、体温、血色、脈拍等の変化、減少だけでなく、その体が放つ雰囲気が全く異なる印象を感じるはずです。

 

この雰囲気の違いを生じさせるものは何か?
この何かの有無が、生ている体と死んだ体との違いを表しているのだと思います。

 

「この何か」とは?・・・・・これが「魂」と呼ばれるものじゃないか!と私は思います。

身近な人の死に際に立ち会った経験がある人なら、命(魂)が肉体から消えたその違いを感じたことがあると思います。

 

心と魂の関係は?・・・

これらをまとめると次のようになります。

肉体という物質(有機物・無機物・水)に、魂と呼ばれる物質ではない見えないエネルギー体が宿っているとき、生きている身体になり人間として様々な活動が出来ているのではないか!と思います。

 

先程(「私が考える「気」とは…」)も書いたように、人間の活動は心の状態に影響されています。

つまり、魂という見えない存在に心(意識)がある。
そして魂が生命であって、気という生命エネルギーを肉体に供給する源であると私は考えます。

そういう訳で脳という物体には心は存在しないと私は思います。

 

 

※次のテーマ「2:脳と心、肉体と魂についての私の見解」に続きます

 

 

 

<お願い>
このブログは私のひとりごとです、私の個人的な価値観を気ままに書いてあるだけです。
元々は「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望から書き始めたものです。
従ってブログの内容は会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与え不快にさせることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると大変ありがたいです。

 

 

タイトルとURLをコピーしました