望む結果だけこだわることは、これも欲の一つである

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望む結果だけをこだわることは、これも欲の一つである。

欲は、心が自己否定の価値観に囚われ
自分を信じることが出来ない者に生じた弱さである。

 

だが、この弱さは偽りである。

自己否定の価値観が生んだだけなので、
価値観が肯定的に変更されれば
その弱さは簡単に消えるもの、
単なる勘違い、幻想に過ぎないものである。

しかし、
この自分を弱いと信じ込んでいる心は、
自分が望むものが得られないと
恐れや不安が除けないと思い込んでおり、
そこから何とかして逃れたいと思う気持ちは、
このバカバカしい勘違いに気づくまで続くことになる。

 

それが大きくなると貪欲になり
自分の心を満たすまで欲するようになり、
否定的な価値観が消えるまでそれは続く。

それは悲しいことにその終わりはなく、
いずれその人自身を亡ぼすことになる。

このことが肉体に現れたのが病気、
人生に現れたのが様々な人間関係からのトラブルである。

 

 

欲を捨てるためには、自分を信じることである。

無条件にあるがままの自分を受け入れ
全ての人間が持つ真の強さに気づき信じることしかない。

 

具体的には、
日常のあらゆることに〇を点けて生きることである。
自分にはもちろん、
他人に対しても例外なく〇を点けることである。

そして、
望む結果にこだわらず、
背伸びをせずに
今、自分が出来ることをやるだけである。

 

自分を信じる者は恐れない、
だから、あらゆる結果を受け止められるから
結果にこだわらない。

自分を信じる者は焦らない、慌てない、
だから普段通りにやれることをやるだけである。

 

つまりは、
「私は私のやれることをやっている。
 他人からの評価は気にしない。
 上手くいっても、いかなくても、どちらでもかまわない。
 人生、なんとかなるものさ。」

または、
「私は自分が選び信頼している治療を受けている。
 だから今、良くなっても、ならなくても、どちらでもいい。
 ただ私は、自分の中の本当の力の強さを信じ、
 良くなることを確信して普段通り生きるだけである。」

という気持ちで心平和に、
今、自分に出来ることを素直にやるだけである。

 

この様に結果を気にすることなく、
自分ができることをやるだけでいいのなら、
無理矢理に頑張る必要がないので気分は悪くないと思う。

このとき、気は上手く巡り出し
肉体は徐々に癒されはじめ、

同時に好い雰囲気が自分の周りに放たれ、
人生は良い方向に自ずと流れ始める。

普段の日常を結果にこだわらずに
心が平和のまま自分の歩幅で歩き続けるだけである。

 

 

<お願い>
このブログは私のひとりごとです、私の個人的な価値観を気ままに書いてあるだけです。
元々は「治療中の会話の中で重要な部分だけでも後から思い出せる様にして欲しい」という患者様からのご要望から書き始めたものです。
従ってブログの内容は会話の一部分の要約であり、お悩みの内容や会話中の質疑応答などは殆ど省略されています。
そのため、このテーマについて全く私と会話をしたことが無い人が読んだ場合、意味が通じず誤解を与え不快にさせることもあると思います。
何卒、その点をご了承の上お読み頂けると大変ありがたいです。

 

 

 

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