経絡治療とポジティブな感情

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前のテーマ「経絡を調えることは身体が覚えた・・・」で、身体と負の感情について書いてきましたが、ここでは経絡治療とポジティブな感情(嬉しい、楽しい、幸せな感情)について説明してみます。

 

身体は、ポジティブな感情を覚えるだろうか?

まずはじめに、
身体は、ポジティブな感情を覚えるだろうか?」と言うことに関してです。

答えは、もちろん「覚える」です。

 

ポジティブな感情というのは、気、生命エネルギーが身体に有益に働いている状態のことです。

それは、身体をより健康体(血行の良い柔らかい筋肉、正常な内臓機能など)にしていることです。

言い換えれば、身体はポジティブな感情を健康体として表現しているということになり、「健康体」イコール「ポジテイブな感情を覚えている」になります。

 

そもそも人間は、心がポジティブな感情を味わっていること、身体が健康体でいることが、自然な状態であり本来の姿なのですから。

 

 

身体が覚えたポジティブな感情をリセットできる?

では、経絡治療をすると、身体が覚えた負の感情だけでなくポジティブな感情もリセットしてしまうことがあるのだろうか?
という疑問が浮かんできます。

答えは、「身体が覚えたポジティブな感情はリセット出来ません」になります。

 

心がポジティブな感情を味わっているときは、
気は身体を滞りなく順調に巡っていますから、身体が病気から治っていく途中(健康に向かっている)であるか、或いは、身体が既に健康な状態であることになります。

一方、当院の経絡治療は、
脈診で経絡の状態(気の流れ)を随時確認しながら、経絡の気の滞り(負の感情)を鍼灸で取除き気の巡りが順調になるようにすることで身体が健康になるように手伝います。

これらのことから、

心がポジティブな感情を味わっているときの身体と経絡治療を受けた身体とは同じであることが分かります。

つまり、経絡治療では、気の流れを良くすることは出来ても邪魔すること(身体が覚えたポジティブな感情をリセット)は出来ないということになります。

 

折角、思考・意識を前向きに切替えてポジティブな感情を味わっても、その感情が消えてしまっては元も子もありませんが、そんなことは決して起こりませんので安心して下さい。

 

何だか複雑になってしまいましたが、要は、

「身体が覚えたポジティブな感情」イコール「健康体」といことです。
経絡治療で「健康体」を「不健康体」にすることは出来ないからご安心してください、
ということがお伝えしたかっただけです。

 

◎次のテーマ「経絡治療は身体にやさしく安心な治療法(副作用がない)」に続きます。

 

 

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