逆子に効くツボ「至陰(しいん)」

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昔からある逆子治療

日本では昔からお灸で逆子治療をしていました。

それは足の小指の先にある至陰(しいん)というツボにお灸をするんです。(写真の赤点部

 

最近では産科でも逆子体操の指導と一緒に至陰へのお灸も勧めるところも増えてきてるようです。

ネットや妊婦さん用の本にも紹介されていますから、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

この写真を見て、ご自分でお灸をしても効果はあると思います。

お近くのドラッグストアーで市販のお灸(せんねん灸など)購入して毎日してみてください。

ちなみに当院の患者様にはレギュラータイプ(熱さが5段階あり下から2番目です)を勧めています。

ただ、ある程度の熱さは必要です。

全く熱さが感じられないときは、熱さを感じるまで連続でしてみてください。

水ぶくれが出来るほどガマンしなくていいですが、薄く発赤する程度まではガマンしてください。

 

逆子の原因は医学的には判ってないようですが・・・、

逆子の原因は医学的には判ってないようですが、脈診では膀胱経が虚(※1) であることが多いです。

どうして逆子になると膀胱経の経絡が弱くなるのか理由は分りません(※2)が、逆子が治った方を脈診すると膀胱経は虚ではなくなっています。
(気が補われて正常になっている。)

この至陰というツボは、元々は膀胱経を気を補うための経穴(ツボ)なんです。

理由は分らないにしても、昔から膀胱経が弱くなる傾向があることが知られていて、気を補う為に至陰のお灸を勧めていたのでしょう。

 

通常、経絡は一つだけが乱れていることは少なく、陰陽五行的にその他の経絡にもなんらかの影響が及んでいます。

もしご自分でお灸をしても上手くいかないときは、他の経絡(気の流れ)の影響があるかもしれません。

そんなときは、経絡治療の併用をお勧めします。

 

※1:虚(きょ)と言い「気」が少ない・弱いという意味。反対に、「気」が多い・強いことを実(じつ)と言います。

※2:一説には、
「子宮が膀胱の近くに在るため膀胱経に影響しているのでは?」と言われています。
妊娠中、排尿・排便が辛くなる人もみえますから、子宮と膀胱経、そして逆子は、何らかの関係があるのでしょう。
もちろん、妊娠中の排尿・排便困難も治療で楽になりますよ。

 

当院の逆子治療は、

以上の理由から院の逆子治療は、通常の経絡治療に至陰への灸を加えているものです。

至陰だけにお灸をするよりも、経絡の乱れを調えながらの方が効果がありますし、お母さんの体調も良くなりますのでその様にしています。

 

尚、当院では至陰へのお灸は、せんねん灸ではありません。
より効果的になるようにプロが行うお灸(透熱灸)で一瞬だけチクッと熱を与えます。

 

 

 

定期健診以外にも診察を受けてください

逆子治療でお灸をしている方は、お腹に変化を感じたら定期健診以外にも産科の先生の診察を受けてください。

(もちろん当院で治療を受けた方も同じです。)

至陰のお灸で赤ちゃんが動いても、正常な位置に動いたかどうかは分りません。

確認のためにも診察は受けて下さい。

 

もし異常(臍帯が巻いている等)が見つかれば、早急な処置・指導がしてもらえます。

決して自分勝手に判断しないで産科の診察を受けてくださいね。

尚、正常に戻れば至陰のお灸を続ける必要はありませんよ。

 

 

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