Q:なぜ自分では悩みやストレスを感じていないのに体に症状が出るのでしょうか?

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2023.05.24 一部内容を修正しました。

Q:なぜ自分では悩みやストレスを感じていないのに体に症状が出るのでしょうか?

 

A:それは心の無意識の領域で自分や他人を責め続けているからです。心の奥でネガティブな感情を抱いているからです。このことを教えるために症状が出ています。

(※:これは「Q:「病は気から」「病気はメッセージ」が信じられません」の補足になります)

人は、必ず心の何処かで自分や他人を評価し責めていると私は考えます。

それは、自分の中にある価値観を基準に、
これでいいのか? 大丈夫か? ちゃんと出来ているか? 正しいか?
みんなと同じか? 変と思われていないか? 常識的か? 間違っていないか?
油断してないか? 頑張っているか? 逃げていないか? 甘くないか?等
常に自分や他人を疑い、「いい」「わるい」の裁きを無意識に無言でしているということです。

現代人の多くが「私は周りからどう見られているだろうか?」を気にしていますが、それは、このことからも分かります。

この様に無意識の裁きから生じるネガティブな感情が、本人も知らない内に自分の気を下げてその人の身体的な弱点に症状を出しているのです。

 

ただ、今現在、自分の人生が上手くいっている時には、この無意識の裁きや責めには中々気づけません。

でも、無意識下では、自分の人生のこの先もずーっと順調にいくことに僅かながら不安を持ち、「何かがあっても油断せずにいよう」と考え、自分の将来に対して見えない緊張をしているはずです。

つまり、見掛け上の人生は順調でいい気分であっても、根本では楽天的にいる訳ではないということです。(普通の人なら誰だってそうだと思います。)

これも気を下げている原因の一つになります。

 

一方、自分に対しては楽天的な人でも、自分以外(家族や友人など)に対してネガティブな感情を感じている場合も気を下げる原因になります。

また、特定の人物でなくても、社会全体や人類全体、地球規模のなどに対してもネガティブな感情があれば、やはりその人の気は下がります。

 

ついでにもう一つ。

自分が所属するある集団(学校や会社など)や社会全体がネガティブ思考に陥ってるときも気が下がります。

この場合、そのネガティブ思考がその集団にとっては常識(共通な価値観)になっていますから、自分の思考がどうしても周りの雰囲気に影響され易くなり、その結果、自分の気が徐々に下げられます。

尚、このような集団的な常識の中にいる場合、自分の気が下がる原因に気づくのは難しいです。

 

兎に角、ネガティブな感情を抱くならば、気は下がるということです。

それが一過性であり短期であれば問題ないですが、慢性的な思考パターンになっており自分にとって普通になってしまってるとき、身体はそのネガティブな思考を止めさせるために症状を出して教えてきます。

 

特に最後に紹介したケース、現代では社会全体で慢性的な気の下がりを起こしています。

対処法としては、

  • 自分の感情の変化に敏感になり気の下がりに早く気づくこと。
  • 人間誰しも心は自由であることを認め、ネガティブを感じた出来事や思考を自分の価値観でジャッジせずサッサと手放すこと。(下手に判断するとその影響を受けてしまうからです)

です。

集団の常識から「いち抜けた」をする強い意志を持って、多くの人が陥ってるネガティブ思考(ネガティブな価値観)に影響されないようにすることを勧めます。

ただし、その集団の常識から抜けた場合、その集団の常識を信じる他の人たちから非難されることもあるので、それらを受け止める覚悟と心の器は要りますよ。

 

 

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