先日7/22(日)に
刃物鍛冶の元平(もとひら)さんの工房(岐阜県郡上市大和町)まで
注文した包丁を受け取りに行ってきました。
岐阜が暑いので避暑を兼ねて・・・と思って行ったのですが、
大和インターを出たところで温度計が38度を表示、
メチャメチャ暑かったです。
元平さんとは古い付き合いで、
ご本人様と奥様をときどき治療をさせてもらっています。
昨年、元平さんが大和町に工房を構えられたということで、
その記念に一本包丁を注文しました。
今回、それを引き取りに行ったわけです。
当然のことながら私は鍛冶屋のことは全くのど素人で、
詳しいことはさっぱり分からないですが、
元平さんのところでは、大量生産はしていなくて昔ながらの方法で
一本一本ハンマーで叩いて作るらしいです。
そのため完成した物には同じものはなく全てがワンオフ品です。
これが私が買った包丁です。
この様に見た目はホームセンター等で手に入るプレスで抜いて研磨した
ステンレス包丁と違ってキレイではありません。
ハンマーで叩いてますから表面は凸凹ですが、そこに鍛造の味わいが残っています。
この写真では伝わり辛いですが、現物を見るとその味わいがよくわかります。
柄も銅の留め金も全て元平さんの手作りです。
私のはちょっと軽めに作ってもらいましたが、
他の作品を持たしてもらったらズシッと鋼の重さを感じられました。
裏に「元平」の銘が刻印されています。
大量生産のものに比べれば、正直、お値段は少々お高い(※)のですが、
「一生もの」ということで買っちゃいました。
(※製造工程を知ると決して高くはありません。むしろ安い位です。)
ただ、普段料理をしない私には、この包丁は宝の持ち腐れ状態になりそう・・・?
そんな私の心を見透かしたように
「包丁は道具、飾らないでちゃんと使ってね。」
と元平さんの奥様に言われちゃいました。(;^_^A
元平様、奥様、先日はお世話になりました。
これからもよろしくお願いいたします。m(_ _ )m
詳しくは元平さんのHP
「鍛冶屋 打刃物元治」を見てください。