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「七情2」

2010.04.01作成

感情の七つの漢字だけでは、どんな心の状態かが解りづらいと思いますので、
今回は私なりの解釈を書きます。

(木):怒・・・・・怒りやすい、イライラする、ムカムカ腹が立つ、
          八つ当たりをする、攻撃的、臆病、気が小さい、焦る・・・・・、etc

(火):喜・・・・・良い意味での喜びではなく異常な喜びのこと=気が狂う、
          はしゃいで暴れる、破壊的、破滅的、・・・・・、etc

(土):思・・・・・悩む、考え過ぎ、いつまでもクヨクヨする、・・・・・etc

(金):憂、悲・・・悲しい、淋しい、孤独感、疎外感、排他的・・・・etc

(水):恐、驚・・・恐れ、怖い、心配、不信、疑心暗鬼、不安、
          気が弱い、焦る、・・・・、etc

以上が私の解釈している七情です。
この様に書くとどのような状態かイメージし易いと思います。  

例えば、最近イライラしていることが多いなら、
ひょっとして木の性質の肝、胆に何か影響があるかも?
と自己分析することもできますね。

ここで気付けば、症状のある病気の手前=未病で済みます。


臨床では逆に脈診で患者さんの心の状態を推測します。
脈で肝や胆の経絡(木の経絡)の乱れが著しければ、
「最近、イライラしてることありましたか?」とお聞きします。

もちろん100%ではありませんが、定期的に治療におみえになる方なら
いつもと脈が違いますから結構な高確率で当たります。


イライラの根が深くなければ、治療することにより気持ちが落ち着くことも多々あります。
でも、実際はいろいろな感情が複雑に絡み合って病気になってますから、
コツコツと治療を続けていく中で、身体が治ると一緒に心も徐々に良い状態に向っていきます。

身体に表れている症状が楽になれば、心に余裕にも出来てきますからね。


次に理想的な七情?、七情の逆、つまり健康的な内面?とでも言う状態を書きます。

(木):怒・・・・・・・・穏やか、勇気がある、余裕がある、・・・・・、etc

(火):喜・・・・・・・・良い意味での喜び、笑顔、笑い、楽しい、安心、愉快、・・・・・、etc

(土):思・・・・・・・・判断できる、決断できる、洞察力がある、迷わない、自信、安心・・・・・、etc

(金):憂、悲・・・・・温かい、優しい、受け入れる、・・・・etc

(水):恐、驚・・・・・自信、信念、自尊心がある、他を信じれる、安心、勇気、・・・・、etc


これらは七情の逆の状態、ポジティブに捉えた状態です。
あえて五つに分けてありますが、健康的な心の状態とは五つが調和している状態といえます。
自分自身にも周りの人にも愛情を感じ、生き生きしている状態のことです。


普段、日常の雑多に追われて自分自身を見失うことは、
悪いストレスを受けていることになります。

そこから次第に心の乱れを招き、七情を生みます。
(ここまでなら気持ちだけが病んでいるレベル=未病です。)
そして七情が長く続くと、痛い・苦しいといった症状のある病気へと進んで行きます。


出来れば普段から自分の感情に注意をしていないと、知らぬ間に自分のペースを見失い、
病気へと向かっていることになってしまいます。

病気予防として、自分のペースを守ることは大切です。
その為にも、自分を責めず、他人も責めず、全てを優しく受け入れ自他共に愛情を注ぐことが、
本来の自分自身に戻ること、幸せな自分に戻ること、心と身体が健康になることに
つながっていくと思います。

今回も偉そうに書きましたが、私自身も日常の雑多に追われ
本来の自分を見失うことはあります。
自分の心の状態に気をつけなければいけません。








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